高等部2年から「文系コース」「理系コース」に分かれ、同じ方向をめざす仲間と共に、助け合い刺激しあい励ましあいながら、大学受験に向かいます。文・理いずれのコースも全員がセンター試験を受けることを前提としており、5教科7科目受験に対応したカリキュラムが組まれています。高等部3年になると、より細分化した選択科目が用意され、密度の濃い演習授業で確実な学力をつけていきます。高等部2・3年は進学に的をしぼりながらも、森村学園は一生を通じて役立つ学力をつけることを大切にしています。「グローバルな知力が求められる時代」にふさわしい実力を養成していくカリキュラムで勉強を進めていきます。
当時は小さくて覚えていないけれど、初等部に入学する前に、「緑が多いからこの学校がいい」と自分で森村を選んだのだそうです。確かに小さい頃から自然が好きで、学園の緑豊かな敷地のおかげで好奇心を伸ばせたと思います。未知の部分が多いキノコに興味があり、科学部の部長として昨年の文化祭では「学園内の菌類調査」をテーマにキノコの種類を調べました。今はそれをより深めて、キノコと樹木との共生について研究しています。何かに打ち込めば先生も友達もそれを個性として認め、尊重してくれる。そんな恵まれた環境で、大学でも研究を続けられるよう最後の一年間を頑張りたいです。