熊本東署は17日、道交法違反(酒気帯び運転)容疑で、熊本市月出4丁目、阿蘇市立坂梨小教諭、本田弘人容疑者(47)を現行犯逮捕した。
酒気帯び運転で事故を起こした本田弘人容疑者のRV車=熊本市
逮捕容疑は同日午前11時45分ごろ、同市新外2丁目の市道で、酒気を帯びてRV車を運転した疑い。
署によると、本田容疑者は市道左側に駐車中のトラックに接触。さらにごみ置き場のブロック塀をなぎ倒し、その奥に駐車中の軽乗用車とも接触。駆けつけた署員が調べたところ、呼気1リットルから基準の5倍以上の0・84ミリグラムのアルコール分が検知された。
本田容疑者は夏季休暇中で、酒を飲んで車を運転したことは認めているが、署は「飲酒した場所や時間についての供述はコメントできない」としている。
逮捕を受け、阿蘇市教委の日吉純夫教育長が会見。「極めて遺憾で残念。教育公務員としてあるまじき行為で、市民に深くおわびしたい」と陳謝した。
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