2010/05/08

シクロシティと経済効果

富山市内のレンタサイクル「シクロシティ」の利用者数が伸び悩んでいるそうです。

登録しないと利用できない。
会費を取られる。
30分以上使用すると延長料金がかかる。

など、やっかいな障壁があります。もっとも始める前から想定される問題であり、もしそれに気付かないなら、あまりの「お役所仕事」に呆れます。

環境問題は確かに大切な問題なのですが、投資を伴う場合には費用対効果を見極めないとならないのではないでしょうか?

会員数が増えないこととして、使うか使わないかわからないものに会費を払い続けなくてはならない問題があると思います。

さて、富山は「売薬」なる制度があり、使ったら使った分だけお金を支払う制度が古くからあります。シクロシティは利用する前からお金を払い続けなければならないところがまずいところ。売薬を見習い、使った月だけ会費を取られる、マイレージポイントなんてのを付ける、なんて工夫をすれば、会員数は少なくとも増えると思います。

高給取りが集まって企画を立てるのではなく、もっと消費者目線に立つべきなのではないか?と思ってしまいます。ちなみに、会社前のステーションでは、スタッフが自転車の数の調整をしていました。こんなんが労働なのか、と疑問に思いました。

cyclo



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