松ちゃん、１か月半ぶり復帰！１８日「ガキ使」収録

　左股（こ）関節唇損傷の手術・治療のため、休養していた人気お笑いコンビ「ダウンタウン」の松本人志（４６）が、１８日に行われる日テレ系「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで！！」（日曜・後１０時５６分）の収録で仕事復帰することが１７日、所属する吉本興業から発表された。６月２８日に休養を発表して以来、約１か月半ぶりの復帰。現在もリハビリ中だが、体調を見ながら徐々に仕事を再開していく。

　１か月半の休養を経て、松ちゃんが帰ってくる。１８日の「ガキ使」の収録で仕事復帰。放送は早ければ２２日で、本人の口から病気の経緯や手術の様子などが語られる予定になっているという。

　松本は、６月２４日に日テレ系「ダウンタウンＤＸ」の収録を欠席し、同２８日に「左股関節唇損傷」の病名と、１～２か月程度の休養を要することを発表。約半年前から左股関節に痛みを感じ、長時間立っていることや動きのある仕事が難しい状態だったことも明らかになった。医師の診察を受けた結果、手術が必要と診断されたため、自宅療養で体調を整えた後の７月末に手術を行った。

　３か所に穴を開け、関節鏡（関節の状態を観察する内視鏡）を用いての約２時間の手術は、無事成功。８月１日放送の「ガキ使」では、元マネジャーが経過報告を行ったほか、レギュラーのタレント・山崎邦正（４２）が「（手術中は）肺が動かないので、人工呼吸器を使ったと聞いています」と話していた。その後の状況が良好だったことから、医師から復帰のゴーサインが出た。

　同番組によると、入院中は夫人や昨年１０月に誕生したまな娘と仲むつまじい毎日を送っていたようで、精神的に充実した様子。また、手術後のリハビリ中も事務所に顔を出し、復帰に向けての準備を着々と進めていた。

　１８日の収録は「松本人志復活記念」と題し、スタジオでトーク。スポーツ報知など各スポーツ紙が８月１日の番組内容を報じた同２日の記事をパネルにして、トークの“ネタ”にする予定だ。完全復活間近　現在は日常生活には何の支障もないが、激しい動きをした場合に痛みが出る可能性があるという。そのため、さらなるリハビリと状態の観察が必要だが、他のレギュラー番組も順次収録や出演を行う予定。“完全復活”は間近だ。

　◆股関節唇損傷　股関節の骨盤側の縁を覆う軟骨で、大腿（たい）骨の頭の部分が外れるのを防ぐ役目をしている股関節唇がちぎれたり、裂け目が入った状態。裂けた部分に脂肪や血管、筋肉のかけらなどが入ることで、股関節がスムーズに動かなくなることから、痛みを伴う。症状が軽ければ鎮静剤や静養などで炎症を抑えられるが、重い場合は手術が必要。