佐藤Ｂ作、がん再発か「とても残念で悔しい」…舞台降板

　俳優の佐藤Ｂ作（６１）が体内に肉芽（にくげ）ができたため、出演中の舞台を降板することが１６日、所属事務所からファクスで発表された。佐藤は「とても残念であり悔しい。これから入院し、精密検査を行い対処していきたい」とコメントしている。肉芽は定期検査で見つかり、再検査を行ったが良性か悪性かは分からない状態。２年前に胃がんの手術を受けており、関係者によると再発の疑いもあるという。

　佐藤は今月５日から東京・日本橋の三越劇場で舞台「香華」に出演。２２日に千秋楽を迎えるが、２５日から９月２８日まで全国公演を行う予定で、今月１４日に佐藤側から製作の松竹に降板の申し入れがあった。この日の公演には出演したものの、終演後、報道陣の前に姿を見せなかった。主演の水谷八重子（７１）は「本人はあえて病気に触れないようにして、元気なのをアピールしてた」と代弁した。