一夜明け会見に臨んだ小島聡=都内の新日本プロレス
新日本の9・26神戸大会で王者・真壁刀義(37)に田中将斗(37)が挑戦し、勝者に10・11両国大会で小島聡(39)が挑戦するIWGPヘビー級2連戦が16日、決まった。15日に外部選手として初めてG1クライマックスを制した小島は都内で会見し「どちらがチャンピオンになっても、今の私の強さを思う存分見せつけた上でベルトを取りたい」と、自信を漂わせた。
03年に同王座を奪取しているが、王者・天山の脱水症状によるKO勝ちという不本意な結末。当時は全日本所属の3冠王者という立場上、ベルトも巻かなかった。小島は「ベルトへのリスペクトをなくしたわけじゃなく、時代背景があった。巻かなかったことが忘れ物」とざんげ。「奪取した暁には毎日、腰に巻いて寝ようかな」と、約束していた。
(2010年8月16日)