独立委終了後、会議室を後にする貴乃花親方=両国国技館
日本相撲協会は16日、両国国技館で「ガバナンス(統治)の整備に関する独立委員会(=独立委)」を開いた。
独立委に出席した貴乃花理事(元横綱貴乃花)が、自身の部屋で導入しているサポーター制度に関して言及した。木暮浩明委員によると、貴乃花理事は「(これまで)サポーター制度のことは私は一言も言っていません」と、協会に同制度を導入する意向がないことを明言した。
また、渡辺美樹委員の相撲道に関しての質問に対し、貴乃花理事は「(相撲道とは)礼に始まり礼に終わる。土俵で人格と技を磨くことです」と答え、これ以外に目立った意見は述べなかったという。
(2010年8月16日)