セレモニーに登場した岡崎朋美=日本競輪学校(撮影・棚橋慶太)
妊娠5カ月を発表したスピードスケート女子の岡崎朋美(38)=富士急=が16日、女子自転車の合宿が行われている静岡県伊豆市の日本競輪学校を訪問した。妊娠発表後に公の場に姿を見せたのは初めてで、二世について「五輪を目指してほしい」と、二世代にわたる五輪出場を熱望した。
先輩の橋本聖子参院議員と訪れた岡崎は、黒いヒールのパンプスを履いていた。お腹の膨らみも目立つようになり、体重は7キロ増えたという。
子どもの将来については「スケートというのは親のエゴかもしれないが、何でもいいから五輪を目指してほしい」と思いを込めた。橋本議員も「そういう教育をしてほしい」とエールを送った。
来季の復帰を目指すため、“五輪の申し子”と称された橋本議員からは「もう少ししたら、水泳やチューブなど胎児にもいいトレーニングを」と注文も。岡崎は「大先輩に相談しながら、復帰計画を練っていきたい」と見通しを語った。
(2010年8月16日)