王貞治氏の母・登美さん亡くなる １０８歳
７５６号本塁打世界新記録のボードを掲げる王貞治と両親（父・士福さん、母・登美さん）＝１９８４（昭和５９）年９月３日
プロ野球ソフトバンク・王貞治球団会長の実母・登美（とみ）さんが８月16日、肺炎のため東京都内の病院で死去していたことが17日、明らかになった。１０８歳だった。富山市出身。故人の強い意思で葬儀・告別式は密葬で執り行われる。
登美さんは、王会長の父で中国生まれの故・仕福さんと東京都墨田区内で中華料理店「五十番」を営み、王会長ら４人の子供を育てた。王会長は球団を通じて「１０８歳の天寿を全うしてくれました。長い人生でさまざまなことがあったと思いますが、力強く生きてくれたことは、息子として誇りです。これからは父親のそばで、まずは出会いを楽しんで欲しいです」とコメントを発表した。
(２０１０年８月１８日)
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