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中日ブランコ、スタメン復帰!得意のG戦で迎撃だ

巨人戦からの復帰に備えて打ち込むブランコ

 最強の男が満を持して帰ってくる。きょうから2・5差で迎える2位・巨人との3連戦。不調と右ヒザの違和感で2軍落ちしていた中日のトニ・ブランコ内野手(29)がスタメン復帰する。

 「体の調子は良い。とにかく自分の仕事をするだけさ」。7日に来日初の降格を経験。それまでの10試合は打率・100と極度の打撃不振に陥っていた。だがナゴヤ球場で行った16日の練習では場外弾などを連発。表情にも自信が戻った。

 不振の一因には疲労による左股関節可動域の狭さがあった。2軍では住田コンディショニングコーチの指導の下、柔軟運動の量を増やし可動域を広げることに重きを置いた。「良くしてくれた」とB砲は感謝。心身ともにリフレッシュできた。

 「横浜でも巨人でも野球は野球。一生懸命するだけ」と謙虚な姿勢を崩さなかったが、G戦はめっぽう強い。昨年はチーム最多の7本塁打に18打点を挙げ、今季も打率・298、5本塁打、14打点。すべてで同一リーグ最高の数字を叩き出している。

 4連勝で再びV争いは混とん。3タテすれば2位どころか首位浮上の可能性もある。復活したB砲が勢いに乗るオレ竜を、さらに加速させる。

[ 2010年8月17日付 ]

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