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Twitter Send 2010/08/16 19:50 KST
「羅老号」打ち上げ失敗の責任はロシアに、露紙報じる


【ソウル16日聯合ニュース】韓国初の人工衛星搭載ロケット「羅老(ナロ)号」(KSLV−1)の3回目打ち上げを韓国と共同開発国のロシアが合意したことについて、15日付のロシア政府系「ロシア新聞」(電子版)は羅老号の2回目の打ち上げ失敗の責任がロシアにあることを認めた結果だと報じた。ロシア政府系紙が羅老号打ち上げ失敗の責任がロシア側にあると主張したのは異例のこと。

 羅老号の2回目の打ち上げ失敗を受けて設けられた、両国の専門家による共同調査委員会の第3回会議が9〜12日に大田で開催され、双方は3回目の打ち上げ実施に合意した。打ち上げの時期は来年になる見通しだ。

 ロシア新聞は、6月に行われた2回目の打ち上げで、ロシア側が提供したロケット1段目(下段)に問題が発生したことが資料の分析で明らかになったと伝えた。まだ2回目の打ち上げ失敗について正式な調査結果は出ていないが、専門家らはロケット1段目で何らかの不具合が発生したと指摘していると報じた。

japanese@yna.co.kr