小麦高騰か ウクライナでも穀物輸出規制
8月17日23時41分配信 産経新聞
【モスクワ=遠藤良介】ウクライナのプリシャジュニュク農業相は17日、猛暑と干魃(かんばつ)による農業被害を受け、同国産の小麦と大麦の輸出を年末まで計250万トンに制限する方針を示した。18日の閣議で詳細が正式決定される見通し。隣国のロシアは15日、小麦などの輸出を年末まで禁止する措置に乗り出しており、小麦の国際価格がさらに上昇する可能性がある。
国営ロシア通信などによると、ウクライナは今年の穀物収穫量を年初の4600万トンから4200万トンに下方修正。農相は輸出規制について「国の食糧安全保障のためだ」と説明した。トウモロコシの輸出は制限せず、現時点で港に滞留している輸出向け穀物100万トンは放出するという。
ウクライナは大麦の輸出量で世界1位、小麦で同6位の農業大国で、昨年の穀物輸出量は2200万トンにのぼる。
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国営ロシア通信などによると、ウクライナは今年の穀物収穫量を年初の4600万トンから4200万トンに下方修正。農相は輸出規制について「国の食糧安全保障のためだ」と説明した。トウモロコシの輸出は制限せず、現時点で港に滞留している輸出向け穀物100万トンは放出するという。
ウクライナは大麦の輸出量で世界1位、小麦で同6位の農業大国で、昨年の穀物輸出量は2200万トンにのぼる。
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最終更新:8月17日23時44分
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