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御巣鷹で82歳道に迷う 初の慰霊登山中

(08/17 22:10)

 17日午後5時35分ごろ、群馬県上野村の日航ジャンボ機墜落事故現場、通称「御巣鷹の尾根」に向かった山梨県韮崎市の男性(82)が下山しないと、ふもとの駐車場にいた妻から居合わせた男性を通じ110番があった。男性は同日午後7時半ごろ、長男に「今やぶの中にいる。道が分からなくなった」と携帯電話で連絡。藤岡署員らが山中を捜索した。

 藤岡署によると、男性は午後2時ごろ、妻を駐車場の車内に残し1人で入山した。夫婦は事故の遺族ではなく、初めての慰霊登山だったという。

 御巣鷹の尾根は1985年、日航ジャンボ機が墜落し乗客乗員520人が死亡した標高約1500メートルの稜線。近年は登山道が整備され、駐車場から約30分で尾根に登れるが、道中は急斜面の樹林に囲まれ、人家や店舗などはない。

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