「高速道路の無料化」に賛成?反対? 年代ごとに異なる結果に
まず「高速道路の無料化」については、「賛成」(『大いに賛成』+『どちらかといえば賛成』)が50.0%、「反対」(『どちらかといえば反対』+『大いに反対』)が42.6%となった。性別・年代別で見ると、「賛成」と答えた回答者は男性では50代が最も多く(61.6%)、女性では40代が最も多かった(50.5%)。一方「反対」と答えたのは男女共に30代が最も多く、男性が51.7%、女性が44.3%となった。
「賛成」と「反対」のそれぞれの理由を複数回答で尋ねたところ、「賛成」の理由としては「経済的に助かる」(68.3%)がトップ、次いで「観光地がにぎわって景気回復につながる」(49.6%)、「物流コストが削減され、商品の価格が低下する」(40.9%)となった。各年代において、「賛成」の理由として「経済的に助かる」が最も多い回答となったが、唯一50代男性では「観光地がにぎわって景気回復につながる」(60.9%)がトップとなった。また反対の理由としては、「税負担のツケがまわってくるから」(79.8%)が最も多く、「高速道路が渋滞すると、急いでいる時に困る」(56.5%)、「一部の国民だけがメリットを享受するのはおかしいから」(48.1%)などが続いた。年代別では「税負担のツケがまわってくるから」と答えた回答者は30代女性が94.1%と最も多い一方で、男女20代ではそれぞれ62.5%、72.7%と最も少なかった。
「今回無料化となった高速道路をすでに利用、もしくは利用したいと思うか」という質問には、「利用した」が17.6%、「利用していないが利用したいと思う」が38.8%、「利用していないし、あまり利用しない」が40.2%、「わからない」が3.4%だった。また普段利用している高速道路が無料化された場合、プライベートで車を利用する機会は増えるかと尋ねたところ、「増える」(『かなり増える』+『やや増える』)が51.4%、「変わらない」が47.6%、「減る」が0.9%となった。年代別で見ると、「増える」と答えた回答者は男性では50代(64.8%)、女性では20代(61.6%)が最も多かった。
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