背中に火付け、中3長男重傷 殺人未遂容疑で父親逮捕中学3年の長男(14)の背中にライター用オイルをかけて火を付け、重傷を負わせたとして、大阪府警捜査1課と寝屋川署は28日、殺人未遂の疑いで、同府寝屋川市黒原新町4の44、父親で無職倉岡稔容疑者(42)を逮捕した。 大阪府によると、2005年に長男が通っていた小学校が、体のあざを確認。08年2月には顔面の打撲について倉岡容疑者が暴行を認めたことから、府が長男を一時保護しており、捜査1課は日常的に虐待を加えていたとみて調べている。 逮捕容疑は5月20日夜、自宅で、長男が門限に約30分遅れて帰宅したことや仏壇に手を合わせなかったことに腹を立て、長男が着ていた服の上からライター用オイルをかけた上で、ライターで火を付け、背中などに約40日のやけどを負わせ、殺害しようとした疑い。 捜査1課によると、倉岡容疑者は「オイルはかけたが火は付けていない。何で燃えたかは思い出せない」と容疑を否認している。 【共同通信】
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