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2010/08/17

これからは水商売だ。違う意味でw

日本人が知らない巨大市場 水ビジネスに挑む ~日本の技術が世界に飛び出す! 日本人が知らない巨大市場 水ビジネスに挑む ~日本の技術が世界に飛び出す!
価格:¥ 1,659(税込)
発売日:2009-11-11


MBAの留学から帰ってきたばかり、らしいんだが、ライラックさんという方でして、Twitterで水ビジネスについて書いてるんだが、色々と興味深いので転載です。ボトルウォーターについてなんだが、概略、「ネスレ、ダノン、ペプシコ、コカコーラの4社による寡占」「基本的には差別化は困難で、長期的には規模の経済が効く世界」「大規模化で水源探しと採取コストを減らしていくのが差別化」だそうで、商売の下手な日本が生き残れるかどうか、なんだが、まぁ、おいらのウチの近所にも水がドカドカ湧いてる場所があるわけですね。柿田川というんだが、毎秒5トンづつ湧いてます。沼津の水道局が汲み上げたり、工業用水に使ったり、山を越えて熱海まで送ったりしているんだが、それでも大半は使い切れずに捨ててます。つうか、三島の水道も同じ水脈です。こういうのが「売れる」ようになればボロ儲けなんだが、幸いにも隣に中国という未曾有の水不足国家が控えているわけで、ショーバイとしては面白いかも知れない。で、「水源探索と採取は固定費分が大きい」というんだが、そもそも自噴しているので固定費もへったくれもないですね。で、「ロジスティクス」なんだが、柿田川は東名高速の沼津インターの直近だし、沼津港も近いです。まぁ、絶好のロケーションではある。で、「日本は水源が多くてブランドを統一出来ない為、国際的知名度低し」というんだが、コレも「富士山」という世界的に有名な名前を使える。条件が揃ってますね。まぁ、日本でボトル詰めするのはコストが高いので、デカいビニール製のタンクみたいなのに詰めて、タグボートで運んだらいいと思う。ただ、水というのは昔から百姓が使用権を握っていて頑固者なので、話をまとめるのがなかなか大変ですね。政治的主導で利権を乗り越えて国策でまとめないと、なかなか作に進めないです。

で、ライラックさんのサイトです。
Twitterはこちら



世の中は終戦記念日なのに、一人でグローバル水ビジネスについて考える私・・・。いや終戦記念日だからこそ、なのか?

ブログコメント、早速有難うございます。ボトルウォーターですが、紹介した本の一冊「ウォーター・ビジネス」 http://ow.ly/2pMvQ に世界のボトルウォータービジネスの現状が詳しいです。基本的にはネスレ、ダノン、ペプシコ、コカコーラの4社による寡占構造の模様。

ボトルウォーター業界では、1990年代に活発にM&Aが行われてコンソリ(寡占化)が進んだ様子。ネスレはヴィッテル、ペリエ、サンペレグリノ、ポーランドスプリング、ダノンはエヴィアンやボルヴィック。

ボトルウォーターは基本的には資源ビジネスで、基本的には差別化は困難で、長期的には規模の経済が効く世界です。石油と同じこと。したがって一度寡占化が進んだら、小さいプレーヤーが勝っていくのは難しくなるでしょう。大規模化で水源探しと採取コストを減らしていくのが差別化になります。

もちろん石油と違って「マーケティングによる差別化」というのは可能なわけですが、殆どの人が味の差はないと安い水を求めて買うわけで、最後はコスト勝負の世界なのだ。よって、小規模プレーヤーが勝っていくのはますます難しく。日本のボトルウォーターメーカーもその辺り考えて動かないと厳しくなる

地元では売れるかもですが、規模は出ませんよね・・。そのうちコカコーラ社の安い水に追われて赤字が出て終り、という気も・・・。RT @hirosawatomoya: 産直の淡水化事業で対抗!というわけにはいきませんか??

石油との類推ですが、規模によってかなり違うでしょうね。水源探索と採取は固定費分が大きいので、規模が小さいとこれがかなりかかる。ボトリングも固定費高し。後はロジスティクスかな。RT @hirosawatomoya: ボトルウォーターのコスト構造って、どうなってるんだろ??

ロジコストは大きいでしょうけど、そもそもボトルウォーターは利益率が高いビジネス。そこで利益幅を減らせば十分行けるでしょうが、長期的に勝っていくのは難しそう。RT @hirosawatomoya: コストで輸送費が効いているなら、産直でも勝てそう。

なるほど。どうせ安く買い叩かれているのだろうと思うと寂しい。RT @TOUMEITOURU: 日本の水源を買い漁る中国の方有り。日本は水源が多くてブランドを統一出来ない為、国際的知名度低し。。もったいない。。

コメント

東アジアの消費者は単純な価格競争も重視する反面、アジア的なブランドとその製造業者への信頼に金をだすからね。
青森りんごや、新潟コシヒカリがとんでもない価格で流通しているのは、ネスレやコカコーラのビジネスモデルとは違う次元で動いいている。このへんをきちんと理解すれば、柿田川の水も富士山ブランドでいけるのでは。

綺麗な湧水がそこら中にあるってのは、何者にも代えがたい恵まれた
資源なんだから、後先考えずに売るのはどんなもんかな

中国のある所から、
「500mlのペットボトル入りの日本の軟水を、月に1億9000万本欲しい。1箇所で出来ないなら、1000万本以上の単位で小口(?)に分けてでも欲しい。」
とか言われています。
オーダーは大きいのですが、単価が全く合わないのでどこでもNGになっています。

水商売は規模の勝負というのがよく分かります。

柿田川 3回行きましたが…
1回目は阪神大震災の前 まだ お店とかなかったころ
展望台の向こう岸におそば屋さんがあって,おそばもクレソンのお浸しもおいしかったです。
「清まる」ってゆーのかな? 疲れがとれるカンジで身体が軽くなりましたね。
2回目は震災の後,お店ができて「?」と思いましたが,まだ水量豊富でした。柿田川が狩野川と合流するところまで住宅街のなかを歩いていきました。
…3回目は,2〜3年前だったかな? 水量は減ってるし,おそば屋さんはなくなってるし,「清まる」カンジもなくなってて_| ̄|○

まぁ 国道を車がどかどか走ってるわ,でっかいショッピングセンターがいくつも建ってるわで
仕方のないことだとは思いますが
(それでも毎秒5トンですか!? 富士山麓でヤク○トが大量に水抜いてるので水量が減ってると聞きましたが)
私の心の聖地が………

捨てちゃうんだったら良いんじゃないw
まあ、サントリーの工場が出来たら枯れちゃうかも?wだけどwww


日本からオーストラリアへ石炭を積みにくる船に、水を満載して、持ってきてもらおう(有料)、なんて、話もあったんだけど。
オーストラリアの水不足解消で、頓挫中。

富士山ブランド,とっくに登録されてるんでねーの?

「水と安全はタダ」なんて言われた時代もあったけど、今じゃ日本だって水は商売になる。
ただねぇ・・・・・日本の水道水のありがたみなんて、理解してる人は少ないんだろうなぁ・・・・・・
Tap Waterが飲めるのなんて日本だけでっせ。
ただ、公共事業ってことで今まで自治体がホソボソやってたけどそろそろ水道事業の旨味に気付いて来たようです。
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/3882
鼻息の荒さがちょっと気にかかるけどw

山梨側(忍野)の水源でかつてコカコーラがボトリングしてたけど、売れなかったんだよなぁ。硬すぎて。

しぞぉーか側は富士山の水の製品化にうるさい風土があって、
かつて沼津市水道局が缶製品をだした時ひどいバッシングくらって
結局、販売停止。
ほんで、三島は水源が枯れつつあるんで当然むりぽ。

柿田川の水はトラストの連中が五月蝿いです。

そういえば、JRは以前から自社ブランドのミネラルウォーター出してますね。
正直、味はいまひとつだと思うんですがww

JR東日本ウォータービジネス
http://ja.wikipedia.org/wiki/JR%E6%9D%B1%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%82%A6%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%93%E3%82%B8%E3%83%8D%E3%82%B9

水商売は水道も含めて、だよね。ボトルウォタは当然、重金属はどうなのよ、ってことになる。水道の方がずっと安全って部分もあるんだろね。

>山梨側(忍野)の水源

キリンがウィスキー作ってんじゃね?と思ったら御殿場だったw

老人党となった民主党
http://www.teamrenzan.com/2010/08/610.html
内紛で大変みたいです。

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