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2010/08/16

またしても新興市場のIT会社がw

DIC 中国の伝統色 第3版

DIC 中国の伝統色 第3版
価格:¥ 9,345(税込)
発売日:

切込隊長さんちでセラーテムテクノロジーの提携先とされる中国法人の営業実態が確認できない件というネタやってるんだが、セラーテムテクノロジーというのはヘラクレス市場上場のIT会社ですね。なんだ、またしても誰も知らない新興市場のIT会社か、とい風情ではあるんだが、中国で「従業員360人」もいる会社を子会社にしたというんだが、切込隊長も中国に会社を持っているので「商談」に行ってみたら、「総経理(社長)は会社に来ない。とっとと帰れ」と追い返されたそうで、そもそも50人くらいいるはずのオフィスに8人くらいしかおらず、それも、電話しても誰も出ないとかw まぁ、ありがちな話ではありますね。話が中国だと、日本の投資家もすぐには調べられないだろう、と甘く見ているのかw



どうもIRで出した中国の「取引先」とやらが実在しておらず、国際的な面白銘柄になっている可能性もまたありということで。

本店の所在を確認しにいったら、360人の従業員がおり、本社に50人ぐらい勤務していると聞かされていたのが、ガラス張りのオフィスの中には若い人が8人ぐらい。面白いことに、調査員がガラス張りの社内から本店に携帯電話で電話しても誰も出ない。曲がりなりにもオフィスに人がいるのに代表電話に誰も出ないというのは凄い会社だと思います。愉快なのでビデオ撮影させてみたり。

オーナーシップを持っているWealth China Industrial を掘ったら、東証一部・海外のチャイナボーチー(China Boqi)に行き当たりまして。評判の微妙なところですね。逆に情報を出してくれ的な言われ方をしたわけですけれども、
というわけで、セラーテムテクノロジーです。
正式社名「株式会社セラーテムテクノロジー」。英文社名「Celartem Technology Inc.」。情報・通信業。平成8年(1996)「有限会社デジタル・パブリッシング・ジャパン」設立。同年株式会社化。同13年(2001)現在の社名に変更。本社は東京都中央区日本橋本石町。デジタルコンテンツの保存・制作・管理などに関するソフトウェアの開発を行う。主力はフォント管理ソフト。欧米向け販売比率が高い。大阪ヘラクレス上場。証券コード4330。
この会社がどうなのか、おいら知ったこっちゃないんだが、まぁ、一般的に、だ。詐欺師がIT会社を新興市場に上場させて荒稼ぎするのは、正体がバレにくいから、ですね。欧米でフォント管理ソフト売ってます、と言われりゃ、はぁ、そうですか、としか言いようがない。誰も欧米でここのフォント管理ソフトがどんだけ売れてるか、なんぞ知らないだろうし。で、
チャイナボーチーはケイマン諸島に籍を置く株式会社である。
主な活動の場は中華人民共和国(中国)であるが、日本の東京証券取引所第一部に株式を公開している。 中国本土の企業として初めて東京証券取引所第一部に上場した企業としても知られる。
カネ余りバブルでウハウハの中国企業がわざわざ金詰まりの日本市場で上場するというのも妙な話なんだが、なので「共産党高級幹部の親族を名乗る人が、オフショアを使ったバックドアを香港や深センなどでやらかして証券詐欺気味な事例をたくさんやらかして、今度は日本で頑張ろうという魂胆」と切込隊長さんちも書いてらっしゃるんだが、以前も深セン市場で70億円溶かしたとか、まぁ、国は違えど、やってるこた、アメリカや日本とおんなじだったするんだが、そんなわけで「香港や深センでマークされてやっていけなくなったのか、次の市場として目をつけたのが日本」なんじゃないか、というわけだ。で「リミックスポイント(3825)がセラーテムの次の弾」だというんだが、リミックスポイントで調べてみると、

東京証券取引所は、東証1部上場の「大和システム」、マザーズ上場の「リミックスポイント」「フライトシステムコンサルティング」を、上場廃止に係る猶予期間入りに指定すると発表しました。

3社とも、2010年3月期決算において上場廃止基準に定める債務超過に陥っていることが理由で、猶予期間の2011年3月末日までに債務超過を解消できない場合は上場廃止となります。

このうち、大和システムは、私的整理の一つである「事業再生ADR手続」を申請しており、債務超過相当額の債務免除を目指し取引金融機関と協議を行っています。

また、リミックスポイントは第三者割当増資により債務超過を解消する見込みであることを発表しています。

という記事が出て来ますね。他にも「株式会社リミックスポイントに係る半期報告書の虚偽記載に係る課徴金納付命令勧告について」という、証券取引等監視委員会のページも出てくる。この会社もまた、よく判らないIT会社です。
正式社名「株式会社リミックスポイント」。英文社名「Remixpoint, inc.」。情報・通信業。平成16年(2004)設立。本社は東京都中央区日本橋箱崎町。ソフトウェア開発会社。デジタル画像の認識・解析・補正などに関するソフトウェアを手がける。主力はライセンス販売。東京マザーズ上場。証券コード3825。
もちろん度重なる不祥事で株価はダダ下がりなんだが、コレで株価が底値になったところで、どっかから増資のカネが入ったり、中国での大型案件がまとまったりして、爆アゲとかあったら大笑いなんだが、まぁ、今どき中国で誰がナニやってるかなんぞ、裏の家の奥さんの履いてるバンツの色よりハッキリと判るわけで、おいらが忠告申しあげるとしたら、自前で中国に調査入れられる程度の能力がないんだったら、中国企業の株なんかに手を出すな、という事ですね。

コメント

DICの伝統色シリーズは
色の名前が味わい深いんだよなあ

パントンはロットで色が違うんで嫌いです。

セラーテム社とは昔少しだけ付き合いがありました。

画像の圧縮・拡大の技術が凄かった記憶があります。

「技術は凄いけれど、全然儲からない」と担当者は言っていましたね。

どこかの美術館で、所有する絵画を全てデジタル保存するのに採用されたとか何とか言っていましたが。

そうこうしているうちに創業社長は失脚し、コタゴタ続きで良い噂も聞こえなかったので付き合いを止めたのですが、まだ色々やっていたのですね。

もう7~8年前の話だったと思うのですが(うろ覚え)、ゴタゴタが好きな会社なのですね(笑)。

シナ人とビジネスなんて、女性が裸でハーレム歩くようなもんだよwww


金儲けるためなら、何でもありなんだし、損したくないなら、関わるなよと。

法の支配に服さないし、ルールを平気で無視する暗黒大陸とは国交を断絶した方がいいと思う。

隊長サンってバックがアレだから、こういうの暴露しても命の心配が無い。
嫁も当てがわれたらしいとのウワサ。
って、ここのコメ欄で見かけたような気がしますねw

>シナ人とビジネスなんて、女性が裸でハーレム歩くようなもんだよwww

あらま、デラシネさんのような柔軟な人でもそ~思いまんのか?
やっぱやばいっすかねw

っちゅうかあ、細野さんちのモナちゃんがしょせんやっぱおカネおカネで不動産屋さんちとけこ~んすかwびーと武監督が世話したんすかね?

>金儲けるためなら、何でもありなんだし、損したくないなら、関わるなよと。

日本人が弱くなったのは、自虐史観のせいではなく、「どてらい男」を生んだような丁稚制度が無くなったからではないか。
あの時代に育った日本商人はこんな隙はなさそう。

 IT企業というのは20代でたんまり稼いで30以降は遊んで暮らすものと思うがね。「知・情・意」という言葉があって、その三者が足並み揃った時が最高の仕事が出来る。ただし、それは30迄で「情・意」は衰え「知」が勝ってくると、あの三位一体の凄さは鳴りを潜めます。つまり、賢くなっちゃうと、若年の仕事は出来なくなる。これはしょうがないことだろ。

 IT企業に投資するなんざ、常人では難しいですよ。日本人には郵便貯金がお似合いですw

前も少し触れましたがこれ第二波です。
今度の本質はシステム化という目に見えない化け物との闘い。
ただ、これは利便性や先進性や効率の大義に隠れてなかなか見え辛い。
感性で理解するしかないんですが、人が機械の空奴隷にならない為に、徐々にシステムの中に「文化」や「情緒」を注入する必要がある。
これが出来ないといつのまにか主従が逆転して、機械的なルーチンやフレーム商売に絡め取られている未来が待っている。
この仕事は世界の中でも、日本人にしか出来ないです。

「IT企業や外資系、六本木ヒルズに帰ってきた」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100817-00000146-yom-bus_all

東京・港区の六本木ヒルズにIT(情報技術)企業や外資系企業が再び集まりつつある。

 携帯電話での無料ゲームが人気を集めるグリーが7月に移転したのに続き、米グーグルの日本法人も今月2日に渋谷区内から入居した。

 グリーは2007年5月に始めた携帯電話向けのゲーム配信が好評で、今年3月末時点で会員1843万人を抱えるまでに急成長した。米経済誌フォーブスによると、田中良和社長は資産額14億ドル(約1200億円)にのぼり、10年版の長者番付に入った。

 六本木ヒルズは、インターネット大手のヤフーや、楽天、ライブドアなどが入居していた。しかし、ライブドアの旧経営陣による粉飾決算事件を境に、手狭なことなどを理由に転出するケースが目立って「脱ヒルズ」とも言われた。管理運営する森ビルによると、金融危機の影響もあって09年3月末には、入居率が85%まで落ち込んだが、現在は90%超に回復したという。

「グリーの今期、売上高600億~540億円に」
グリーの前期は売上高・利益がほぼ約2.5倍に。今期は売上高で600億円~540億円を見込んでいる。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1008/13/news040.html

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