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2010年08月15日(日)
■[競馬雑記]「Haloクロス」の効果を調べてみた。(第3回・質問編)
▼の続きです。前回のエントリで挙げた、「Haloクロスを持つ産駒の父」としての種牡馬群は、当然ですが大きくふたつのクラスタに分けられます。それは、
- サンデー系種牡馬
- 非サンデー系種牡馬
なわけですが、この「サンデー系」「非サンデー系」という括りでグロスのデータを出してみる意義はあるかもしれない、と考えました。
というわけで、試しに「Haloクロスのある産駒」クラスタの中から、「父サンデー系産駒」クラスタに特化して調べてみたいと思います。
さて、まず見てもらいたいのがこのデータ。(画像はクリックで拡大)
サンデー系産駒全体成績と、Haloクロスがあるサンデー系産駒成績の比較(全性)
サンデー系産駒全体成績と、Haloクロスがあるサンデー系産駒成績の比較(牡・セン馬のみ)
サンデー系産駒全体成績と、Haloクロスがあるサンデー系産駒成績の比較(牝馬のみ)
字面上、明確な差が出ました。
- 牡馬に関しては、明らかにHaloクロスがあるクラスタが成績的に優位。
- 逆に牝馬に関しては、Haloクロスがあるクラスタが劣位。
- また、距離適性の短距離への偏りも顕著。
▼もうひとつ、みっちー@スペ基地(@mitty331)さんのおっしゃっていた“PO向き”すなわち「仕上がりの早さ」に関する検証データを。
サンデー系産駒全体成績と、Haloクロスがあるサンデー系産駒のデビュー時期比較(全性)
※全体産駒頭数と、Haloクロスがある産駒頭数との比率(約48.5:1)を出し、その倍率分の数字を後者データに掛けてあります。
クロス有りのクラスタの方が、2歳戦で概ね上に来ている=2歳デビュー馬の割合が高いのは確かのようです。
▼さて、突然ですがここで質問です。
- 上記のデータを見て、あなたはサンデー系産駒のHaloクロス有無による成績の差異を、どう把握しますか?
- Haloクロスの有無によってなんらかの明確な傾向を見出せる(例えば「牡馬の能力(あるいは日本競馬適性)は向上する」「仕上がりが早い」等)、と断定しますか?
- 断定できないとしたら、データの蓋然性や客観性を高めるために、他にどんな集計・調査が必要だと思いますか?
▼てなわけで、さらに続きます。次回は上記の質問に対する自分なりの回答を載せる予定ですが、コメント等でご意見がいただけるようでしたら、その内容を反映させるかもしれません。
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