北朝鮮、無人偵察機とみられる機体を黄海上の韓国境界線付近で飛ばす 韓国国防省確認
韓国国防省によると、北朝鮮が無人偵察機とみられる機体を黄海上の韓国との境界線付近に飛ばしていたことが、16日、明らかになった。北朝鮮の無人偵察機の実戦配備が確認されたのは、今回が始めてとなる。
韓国国防省は8月9日、黄海側の海の軍事境界線、NLL(北方限界線)近くを低空で飛行する7メートルほどの飛行物体を確認したことを明らかにした。
高度が低いことから、小型偵察カメラを載せた無人偵察機である可能性があるとみて、分析を進めている。
9日は、黄海で韓国軍による対潜水艦訓練が行われていて、軍関係者は「訓練状況を偵察していたとみられる」としている。
韓国のMBCテレビなどは、過去に北朝鮮に旧ソビエト製の無人偵察機が運び込まれた情報があるとし、具体的な機種を挙げて報道している。
(08/17 13:22)