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住基ネット悪用、別れた子の近況知る 福岡市職員を懲戒
福岡市は17日、住民基本台帳ネットワークシステムに不正アクセスして、別居中の妻子が転居したかどうかなどを調べたとして、職員2人をそれぞれ停職1カ月の懲戒処分にした。
男性職員(42)は平成19年6月〜20年1月、別居中の妻子の住民票について、異動の有無などの照会を当時の総務企画局係長(52)に依頼。係長は住基ネットに不正アクセスして、妻子が20年1月に住民票を異動したことなどを確認し、男性職員に伝えた。
男性職員は「現住所が分からなくなっていた子供に学用品を送る目的だった」と話しているという。
また福岡市は、19年に同市東区で死亡事故を起こし有罪判決が確定した環境局職員(54)についても停職3カ月の懲戒処分にした。