最終更新:2010年8月17日(火) 12時51分
交通事故悪用し詐欺の疑い、6人逮捕
交通事故にあったことを悪用して仕事をしていなかったにもかかわらず、損害保険会社から補償金およそ300万円をだまし取ったとして、警視庁は山口組系暴力団組員の男ら6人を逮捕しました。
詐欺の疑いで逮捕されたのは、東京・世田谷区の山口組系暴力団組員、澤尾勇喜容疑者(35)ら6人です。
警視庁の調べによりますと、澤尾容疑者らは2007年6月、都内で交通事故にあった際、勤務の実態がないのに働いていたことにして、損害保険会社から休業損害の補償金あわせておよそ300万円をだまし取った疑いがもたれています。
澤尾容疑者らはこの保険会社に対して交通事故によって首にけがをしたため仕事ができないなどと報告していましたが、ほとんどけがもしていなかったということです。
警視庁は事故自体も偽装された可能性もあるとみて、余罪などを調べています。(17日11:45)