お盆休みの帰省ラッシュを迎えたさいたま市のJR大宮駅に12日、乗客に涼を感じてもらおうと氷柱がお目見えした。新幹線北改札口と南改札口内に1本ずつあり、13日も早朝から溶けるまで置かれる予定。
氷柱は幅約1メートル、高さ約50センチ、重さ約100キロ。北改札口の氷柱は食べ物を模した玩具の消しゴム、南改札口の氷柱は、来年3月に営業運転を始める東北新幹線の新型車両E5系「はやぶさ」の写真が埋め込まれている。
子どもたちは「わー、冷たい」と歓声を上げ、触ったり顔を近づけたりして、興味津々。父親と新潟県へ向かう途中だった東京都練馬区の樋口航太郎君(8)は「どうやって作ったか不思議。気持ちよくて夏にぴったり」と、笑顔でホームへ上がった。