和装で街を歩くイベントが14日、岩国市の錦帯橋周辺であった。若者や外国人たち17人が、浴衣や甚平、作務衣(さむえ)などを着て、橋や近くの吉香公園を散策した。
地元の町おこしサークル「岩国きんさい会」が主催し、インターネット上の短文投稿サイト「ツイッター」などで参加を呼び掛けた。参加者は、JR岩国駅前に集合し、錦帯橋に移動。観光客から一緒に写真撮影をせがまれたりしながら散策した。
友人の子どもと一緒に参加した同市三角町の主婦バトゥマン弘美さん(30)は「こういう機会がないと浴衣を着ないので楽しい」と話していた。同会は「錦帯橋周辺に和服姿の人を増やしたい。今後も定期的に開きたい」としている。
【写真説明】錦帯橋周辺を和装で散策するイベントの参加者
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