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楽天「ハイタッチ拒否事件」

2010年08月16日
スポーツ

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【プロ野球】混戦パ・リーグの中で唯一「蚊帳の外」——楽天最下位の元凶が明らかになった。実は低迷の原因は、ある主力選手の“暴走”にあるという。チームのムードをブチ壊したその中身とは――。

ベンチのムードをブチ壊す某主力選手が
山崎の一発に背を向け、ヒットに舌打ち

 あるチーム関係者がその内情を明らかにした。
「あの人が今、チームの雰囲気を引っかき回している。あまりの問題行動に選手会も動こうかという状態だったし、すでにフロントや監督(マーティー・ブラウン=47)の耳にも入っているはず。みんな頭を抱えているんだ」。
昨季リーグ2位という力がありながら最下位に甘んじているのは、主力選手の“あの人”の素行の悪さが影響しているというのだ。
 チーム内に「ただ事ではない」というムードが漂う事態となったのが、最年長でチームリーダーの山崎武司内野手(41)への「ハイタッチ拒否事件」だ。
「ある試合で、武司さんがホームランを打ったとき、コーチや選手全員が喜んでベンチを出てハイタッチで迎えるなか、一人だけベンチ裏に下がって参加しなかった。それを見た選手たちは『ここまできたか』と、全員あぜんとした」(前述の関係者)。味方が放った本塁打の出迎えを拒否したのだ。
 その後も暴挙はエスカレートする一方。「最近は(山崎武が)ヒットを打てばベンチで舌打ちするし、近くで若手が声援を送ると『余計なこと言うな』としかったり。ベンチ裏でたばこを吸っていたこともある。これを目の当たりにするんだから、変なムードになるのも当然だよ」(別の関係者)というところにまできた。
 ベンチ全体が勝利に向かっているときに、味方の凡退を期待していたわけだから、雰囲気が壊れるのも無理はない。
 なぜこのような事態になったのか。「今年になって、あの人の若手や裏方に対する“威圧行為”が度を越していたんです。それを見かねた武司さんが『チームを乱すことをするな!』と注意した。それからですよ、こうした行動に出始めたのは」(球団関係者)。実は個人的な“逆恨み”に端を発していたという。
 この選手、今季は出だしが不調で出番も少なくなったことで、ベンチでふてくされた態度を取ることもあった。その際にも「監督から『言いたいことがあれば面と向かって言ってほしい。そう選手には言ってきたはずだ』と注意されたこともあった」(別の球団関係者)ほどだ。
 出番がなくてもチームの勝利のためサポートに回るのが選手の務めであり、誰もが行っていること。最下位とはいえ、CS進出の可能性を信じて戦っているチームに水を差す、あまりに身勝手な行為と言わざるを得ない。昨季の台風の目だったチームが一人の選手の暴挙で低迷するとはあまりに寂しい。

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