13日、世界新聞報は、中国人の訪米出産に関する記事を掲載した。子どもに米国籍を与えようと、はるばる太平洋を越えた異国で出産する女性が増えている。写真は広東省の結婚教育学校。結婚証明書を手にしたばかりの夫婦が講義を受けている。

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子どもはアメリカ人にしたい!米国で出産する中国人女性が急増―中国紙
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2010年8月13日、世界新聞報は、中国人の訪米出産に関する記事を掲載した。以下はその抄訳。

最近、中国人の訪米出産が注目を集めている。出生地主義の米国では、旅行者でも米国内で出産すれば、子どもには米国勢が与えられる。そのためますます多くの中国人が訪米出産を目指すようになった。

米紙ウォールストリートジャーナルは、「繁栄する中国と裏腹に、米国は衰退する帝国と見られている。しかし訪米出産サービスの目覚ましい発展は、多くの中国人にとって米国のパスポートは魅力的に写っていることを示している」と報じた。中国では大学入学や就職はコネの影響が強く、それを嫌う人が多いことが背景になっているという。訪米出産したある女性は、米国の大学に入るのも奨学金を得るのも米国籍が助けになると話している。

増加する訪米出産。しかしただ米国で子どもを生むだけで、未来が開けるようなうまい話は転がっていない。ネットユーザーには疑いの眼で見る人が多いようだ。米国まで15時間のフライト、医療保険なしでの出産費用支払い、米移民局の追求、生活環境の突然の変化などさまざまなリスクが挙げられている。

ネットユーザー「発夢」は「高い税金、社会福祉の未整備、高額な医療費は米国人にとっては重い負担となっている。行ってみればどれほど大変かわかるだろう」とコメント。また文化の違いは絶対に超えられない溝であり、「無数の中国人がこの『溝』に悔し涙を流しているのだ」と訪米出産を批判している。(翻訳・編集/KT)
2010-08-15 17:29:24 配信

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