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大分高 書道展に不正出品「勝ちたい一心でやった」

 大分市の私立大分高は16日、今年と昨年の全日本高校・大学生書道展(日本書芸院など主催)に出品する際、篆刻の同じ印影を複数の作品で使ったり、出品していない生徒の名前を使うなどの不正が多数見つかったと明らかにした。主催者は、同校が今年出品した2487作品をすべて失格とした。

 同校によると、今年の篆刻部門に、すべて作者が違う247作品を出品したが、同じ印影を使ったものが複数あった。

 漢字、かな、調和体の3部門でも、書道部員らの試作品に別の生徒の名前を書いて出品したほか、団体賞の最優秀校となった昨年の篆刻部門でも、出品者名簿に卒業生や実在しない生徒の名前があることが分かった。

 同校によると、書道部顧問の男性教諭(51)が「自分の判断で、勝ちたい一心で不正をやった」と話しており、停職3カ月の処分にする方針。

 大分高校は同書道展の団体部門で9回最優秀校に選ばれ、人気漫画「とめはねっ!鈴里高校書道部」に登場する名門校「豊後高校」のモデルとされる。

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