So-net無料ブログ作成
検索選択

永田町の外から見た常識

2010年8月16日:パート2

 午後6時30分。 上毛高原駅から東京行きの列車に乗った。 今日は朝から吾妻地域の新盆を回った。 故郷の草津町では、お墓参りもした。 亡くなった両親に、「派閥の権化を打ち破った」(笑)ことを報告した。 亡父の声が聞こえた気がした。 「一太、よくやったな。でも、勝負はここからだぞ!」

 それにしても、暑い1日だった。 草津温泉であんな暑さを感じたということは、前橋や館林付近の気温はかなり高かったはずだ。 39度くらいまでいったんじゃないかなあ?

 今日もあちこちで、議員会長選挙の話題が出た。 お世話になっている沼田市の某市議の自宅では、集まっていた5.6人の支持者の方々と談笑した。 「一太さん、よく頑張ったね!派閥の談合で担がれた候補者なんてダメだ!弘文さんが勝ってよかった!」「派閥の締め付けなんて、まだそんなことやってるかと思った。今回の番狂わせで、少しは変わって来たというイメージを持ってもらえたんじゃないか?」 小学校2年生(?)になった市議のお孫さんともガッチリ握手した。 なにしろ、名前は「一太君」だ。(ニッコリ)

 午前中、車で移動中に、携帯が鳴った。 関芳弘前衆院議員からだった。 「一太さん、ご無沙汰してます。参院自民党議員会長選挙のニュースを見ました。神戸の私の応援団も、皆、中曽根さんが勝ってよかったと言ってますよ!」とのこと。 ね? 世間の常識から見たら、今時「密室の派閥談合で長老を担ぐ」なんて、スゴく陳腐に見えるのだ。

 今回の戦いの最大の意義は、「参院自民党の長老支配と派閥談合のシステム」をぶち壊したことだ。 そのことを一番よく分かっているのは、「この人なら自民党を変えてくれる」という期待を背負ってリーダーに選ばれた中曽根弘文議員会長だと思う。 

追伸:ふと思った。 今回の議員会長選挙で相手候補を応援した人々は、新盆回りで会った地元の支持者の方々から、何と言われているのだろうか、と。 もしかすると、こんなふうかなあ。

 「00さん、議員会長選挙は残念だったねえ。せっかく3つの派閥が事前に相談して各派へのポスト配分も決めていたのに。全部、ぶち壊しだ。派閥の話し合いで、皆が納得する素晴らしい候補者も擁立したのにねえ。派閥の命令に従わない新人議員は何を考えてるんだ。なにしろ、派閥があっての自民党でしょう。オープンな選挙をやろうなんて言った連中はけしからんよ!」
 

直滑降レポートを応援していただける方は、blogランキングへ

山本一太オリジナル曲「素顔のエンジェル」無料配信中! 
nice!(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

トラックバック 0

この記事のトラックバックURL:
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。