押尾、衝撃の仰天証人19人!あの部屋出入り人物浮上か

2010.08.16

 有名タレントが初めて審理の対象となる裁判員裁判が9月3日から東京地裁で始まる。法廷に立つのは元俳優、押尾学被告(32)。裁判には証人19人が出廷し、調書など90点の証拠が採用されるが、多くの人の詳細な証言により、死亡事件の現場となったマンションに出入りしていた人物の名前が浮上する可能性も出てきた。

 押尾被告は保護責任者遺棄致死、麻薬取締法違反の譲渡、譲り受け、所持の計4つの罪に問われているが、譲り受けと所持罪以外は無罪を主張している。弁護人は公判で「これまでの報道に左右されず、証拠に基づき良識ある判断をしてほしい」と裁判員に訴えるという。

 注目は、合成麻薬MDMAを押尾被告と一緒にのんで容体が急変したクラブホステス、田中香織さん=当時(30)=を放置、死亡させたとされる保護責任者遺棄致死罪。救命が可能だったかどうかが最大の争点となる。

 土日や休廷日をはさんで約2週間にわたる審理には19人の証人が出廷、調書など約90点に上る証拠の採用も決まった。証人の19人は押尾被告にMDMAを渡した罪で実刑が確定した友人(32)、被告の男性元マネジャー(28)らで、一部では「死亡事件が起きた部屋のことをよく知る人物が証言するだけに、誰が出入りしていたか具体的な名前が飛び出ることもあるのでは」(芸能関係者)といわれている。

 押尾被告は今月上旬に発売されたファッション雑誌「エッジ・スタイル」(双葉社)で獄中手記を発表。「地獄の入り口から戻ってやる」と強気の姿勢を示した。だが、公判が終了しても芸能界への復帰は極めて難しい。そこで「悪いのは自分だけではないと“道連れ”を考えているのでは」(同)というわけだ。

 手記には「オレは今じゃ沈没したぼろ船と一緒」と投げやりな言葉も。窮鼠猫を噛む−でトンデモない名前が出てくるかもしれない。

 

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