番外編・欧州極右党首が靖国に参拝
2010年の8月15日も終わった。今年の8月15日は日本の若い世代が確実に「新たな日本」に向かって動き出す、その心意気を示した記念すべき日であった。
私はそれを第二次世界大戦の一時的休戦下における不可視の戦場から届いた一枚の召集令状であったと表現しました。抗議の声を挙げた参加者はこの意味を理解して頂けたと思います。
新しい祖国日本を切り開くのはこの召集令状で呼び出された若者達だ。若者こそがこの日本を変えることが出来る。その遠大な道程の一歩が昨日の九段下交差点における戦いであった。
さて、今日の朝日新聞の社会面を見たら、14日に欧州8カ国の右派政党の幹部たちが靖国神社を訪れたというニュースが報じてあった。
一行を日本に招待したのは右翼団体一水会であることは、弟子の有門大輔(NPO外国人犯罪追放運動理事長)のブログ「新極右評論」で既に私も知っていました。
この日有門君たちは仲間と共に、靖国神社を訪れるのではないかと言われた台湾人の反日活動家を阻止するために靖国神社にいた。
その時にフランスの極右政党「国民戦線」のルペン党首の姿を見たので近づいて携帯電話のカメラで姿を写そうと思ったら、一水会の木村三浩議長がやってきて次のように言ったそうです。
「写真は撮るなよ! 肖像権の侵害だ! ウチ(一水会)の関係で(ルペン党首らを)呼んでいるんだから、ウチの許可なく勝手に写真は撮るな」
何と度量が狭いことか、日本の政治家には肖像権などないが、西欧の政治家には肖像権があるようだ。しかも、自分達が連れてきたから、勝手に撮るなという訳だから、もうこれは運動家としての言葉ではない。
さしずめ「呼び屋さん」というか「イベント屋」さんの台詞にしか聞こえない。私はこの極右政党の人たちがやってくるのは知っていたが、取り上げなかったのは所詮はそういうレベルの事だと思っていたからです。
しかし、今回の朝日新聞の記事を目にした以上、これは触れないわけには行かないと思いました。
「一水会の鈴木邦男顧問は『自国を愛することが他国の排斥につながってはならない。そのためにも愛国者が交流することが大切だ』と趣旨を説明した。」
自国を愛して活動することが、他国への批判になることは良くあることです。又その他国の人間が自国で自国の国益を損なうことをやった場合、その他国の人間を排斥する事だって間違いではない。
西欧極右はそれぞれの国内においては、外国人への排斥を訴える勢力として常に批判されてきた立場にあります。オーストリアの自由党が勢力を伸ばし連立政権に参加しようとしたときに、米国やイスラエルは大使を召還するなどの動きに出ました。
その時の理由は何であったか。自由党は外国人を排斥する主義主張を掲げているとされたからです。西欧極右は常に外国人労働者、外国人移民などでそれを排斥するからと批判されて来た存在です。
その極右政党の幹部達を招いて、「他国の排斥につながってはならない」とは、もうメチャクチャな論理展開としか言いようがありません。
朝日新聞がこの時期にこの鈴木氏の言葉をわざわざ紹介したことは興味深いものがあります。我々の活動を一水会は「排斥主義者」として批判して来ました。
一水会としては、自分達が西欧極右の政党幹部を招待し集いを開催することで、自分達の格の違いを見せつけ、朝日新聞もそれを紹介することによって、その意図を応援したかったのでしょう。
確かに我々にはそれだけの力もありません。しかし、私は別にそのことで彼らの力を認めることはあっても、それを羨ましいと感じたことはない。
考え方や生き様が全く違うなーと思いました。
もう新右翼の時代は終わり、国内におけるナショナリズム運動では、一水会などは完全に否定されたと思います。
彼らがいくら頑張っても九段下で800名からの若者の支援を受けて左翼と対峙することなどは出来ない。新しいナショナリズム運動の台頭とは何の関係もない過去の人たちなのです。
勿論、私も彼らと同時代の右翼活動の経験があります。言ってみれば古い過去の存在であり、本来は消え去るのみかも知れません。
しかし、私は若者の新しいナショナリズム運動を現在全力で支援しています。残り少ない人生を若者の為に足手まといにならない範囲で応援していきたい。
その熱意を持ち続けています。
たとえ外国の有名な政治家とのコネクションなどなくとも、九段下で私に声をかけ「頑張って下さい」と手を出してくれる100以上の若者がいました。
今はそのことで十分満足しています。又来年会う事を約束した若き戦士達との再開をまだ一年も先の話ですが、明日からそれを励みに戦って行きたいと思います。
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