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千島学説セミナー in 東京;25〜26
2009-04-21
18日の早朝新潟に向かって出かけ、
昨夜(20日)の夜10時くらいに帰ってきましたから、
丸々3日間留守してしまったことになります。
この間さまざまな転送電話がありましたが、
その中に、急を要する電話がいくつか混じっていました。
その一つが、4月25〜26日に東京で開催される「千島学説セミナー」です。
すなわち主催者から、
「千島学説セミナー in 東京」の案内をぼくのHPでしてほしいと、
田舎で母といろいろ話しているときに電話でお願いされたのでした。
そんなわけでさっそくここで、そのご案内をさせていただきたいと思います。
昨夜家に帰ったら、主催者からその資料が届いていました。
いつものことながら、その中には代表のかせ山さんの原稿も入っていました。
今回はいったい何を書いたのだろう?
そう思って読み始めたら、最初から興味深い話です。
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今年の3月に、妻の友人のご主人が肺ガンで亡くなりました。
62歳の若さです。役所勤めで定年を迎え、
これから自由自在の人生というときですから、
本人も惜しいが、奥さんも淋しいことだと思います。
(中略)昨年の秋までぴんぴんしていたのですが、
このごろ顔を見せないなと思っていたら、検診でガンが見つかり、
入院し、治療を受けていたらしいのです。
私の知らぬ間に病院に入院して、私の知らぬ間に死んでしまわれたのです。
その病院は、私の長男をガンと宣告した病院です。
精密検査を請求する医師の意見を私は拒否したのですが、
20年近くたったいま、長男はすでに結婚して子供まで生んでいます。
秋に肩を並べて酒を飲んでいた人が、
半年後の春に死んでいるなんて、ちょっと考えられない。
80、90の後期高齢者ならいざ知らず、私より若い62歳で死ぬなんて、
現代医療のガン治療のおそろしさを感じます。
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かせ山さんの原稿はこうした話から始まって、
「千島学説研究会の発展への課題」
「ガン自然治癒についれの電話相談所ネットワーク」
「サプリメントと健康グッズ」へと展開していくのですが、
その次の「千島学説セミナーの将来について」の中で、
またまた面白いエピソードを紹介していました。
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(前文略)私は、お金が誰よりも欲しい人間です。
しかし、千島学説研究会は、自然、生命、真理を愛する人の、
自由と平等の同好会が「創立の精神」ですから、
営利団体にはできないし、私にはその気もありません。
(去年の)109年祭のことですが、講師陣が見事な講演をされて、
特に初参加の方がびっくりされて、
「これだけの先生方をお呼びされたのに、参加費が安いのはどうしてですか。
どこかスポンサーがあるのですか?」と質問しました。
「スポンサーなど全くありません。
講師の先生方も、旅費、宿泊費などすべて手弁当で、
なおかつ、あなた方と同じように参加費を払って、
講演料もなしで、お話しいただいています」と申し上げたら、
その人はさらにびっくりされて、すぐに入会されました。
その人が演題に立ち、タダで講演される日も近いものと思われます。
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かせ山代表のメッセージはまだまだ続きます。
「青嵐会議の設立」
「21世紀プロジェクト構想と出版事業」
「日曜作家クラブの復刊」…と。
そして最後に「千島学説農園の設立について」とありましたので、
「ん? 農園? おもしろそう!」と思って読んでみたところ、
次のような話から始まっていました。
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千島学説を野球にたとえますと、千島先生は先発のピッチャーです。
ダーウィンを打ち取り、パスツールを三振させ、
偉大なウィルヒョゥをレペシンスカヤの堅い守備で切り抜けています。
しかし、強打者タシモリをツーストライクと追い込んだところで、
マウンドで倒れられた。
それも勝利投手目前の5回裏にです。
酒向、小松、衛藤など、控えのピッチャーの肩がまだできない時です。
私は仕方なく、ワンポイントリリーフでマウンドに上がりました。
ところが捕手丸本のサインは敬遠だった。
私は首を振り、千島先生に教えていただいた高速スライダーを胸元に投げた。
さすがタシリモは強打者。
新人の稲田の頭上を越え、あわやホームランという当たりである。
稲田は背走に背走して、フェンスぎりぎりで好捕した。
やれやれと思ってベンチを見ると、千島恵子監督が続投せよと言う。
あなたは打たれ強い。抑えのエースの肩ができるまでマウンドにいろと言う。
小説風に表現すると、そういうことになります。
(中略)佐藤真生同人の「千島学説農園」構想は、
私がかつて提唱した「農医学論」につらなり、
千島先生が実践された「日曜百姓のすすめ」にもつらなります。
千島学説農園とは、日本各地の休耕田を借り受け、
田畑を復活させて、野菜づくりをしようというものです。
具体的な運動はそういうことですが、背景となる思想は、
食の半自給とそれを補う贈答習慣づくりを再生させ、
病気にならない食の体系と病気の自己治癒づくりの実践となるわけです。
要するに、千島学説の予防医学への応用になり、なおかつ、
来るべき食料危機に備えようというものです。
千島先生は、「大自然と人との調和、人と人との調和、気血動の調和」
を提唱されました。
これは、千島先生の遺言でもあるわけです。
千島学説農園構想は、具体的には日曜百姓のすすめですが、
その背景には、千島先生の遺言の具現があるのです。
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以上のようなかせ山代表のメッセージの後、
4月25〜26日の「セミナー」のプログラムがありましたので、
それを以下にご案内させていただきます。
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アクエリアン革命の理論背景としての千島学説
『千島学説セミナー in 東京』
★日時;2009年4月25日(土)13;00〜20;00(親睦会含む)
26日(日)10;00〜17;00
★会場;東京都豊島区医師会館
東京都豊島区西池袋3-22-16 電話03-3936-2321
★会費;5000円(一日のみ参加費3000円.親睦会費別途3000円)
★申込;予約制。連絡先は045-902-2034 090-2328-7016
★プログラム
第1日目
セレモニー 13;00〜14;00
開会の辞 実行委員長 仁志 天映
代表挨拶&基調講演 かせ山紀一(アクエリアン革命は可能か)
巻頭講演 生理的に観た赤血球の基本 衛藤公治(医師)
特別講演 米寿の現役医師が語る千島学説 石神正文(医師)
世紀の大論争「絶対禁煙か喫煙容認か」
禁煙派パネラー;酒向猛(医師) 小島秀樹(弁護士)
喫煙派パネラー;仁志天映(治療家) 鈴木一策(大学教員)
コーディネーター;船橋慶一(アナウンサー)
親睦会
第2日目
基調講演 千島学説批判に答える 酒向猛(医師)
巻頭講演 医師法制定とその背景 小島秀樹(弁護士)
血管開放説をめぐって 小松健治(医師)
講演 千島遺伝学と定説遺伝学 浜岡勤(気圧療法)
千島学説に観る宗教と科学 鈴木一策(大学教員・哲学)
きづきの医療と千島学説 小松伸子(医院事務長)
千島学説と出産 斎藤純子(助産婦)
千島学説と食事道 川越牧子(管理栄養士)
千島学説と瞑想 松村朝洋(松村整腹院)
千島学説と野菜づくり 杉本徳仁(自然農法家)
千島学説と健康指導 稲垣実(薬局経営者)
千島学説と稲作 加藤茂(無農薬玄米作り)
同人シンポジウム
巻末講演 千島学説と環境問題の応援団長として 船橋慶一
科学から観た千島弁証法 衛藤公治(医師)
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以上が今回の『千島学説セミナー in 東京』の内容です。
企画段階ではぼくも「千島学説とソマチッド」のお話を頼まれてましたので、
「なんとか…」とは思ったものの、かせ山代表の言葉にもあったごとく、
「手弁当」が次々と続くとさすがに身にこたえます〈笑〉。
というのも今年に入ってからだけでもすでに大阪、広島へと出向き、
さらに7月には山口県萩市、8月は北九州と続いておりまして、
「萩市」と「北九州」から「どうしても!」と熱烈ラブコール?されたため、
今回は東京をパスさせていただき、「夏の陣?」備えたいと思います。
というわけで、新潟から帰ってきたばかりのこともあって、
東京セミナーのベンチ?には入らないことになりましたが、
千島学説セミナーではたくさんのスター選手たちがプレーしますので、
お近くの方は、ぜひご参加いただきたいと思います。
稲田芳弘
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