◇新日本プロレス G1クライマックス<第7戦>
Bブロック 中邑真輔−小島聡 小島(下)を必殺技のボマイェでマットに沈める中邑=両国国技館で
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Aブロックは真壁刀義(37)、プリンス・デヴィット(28)、中西学(43)が勝ち点8でトップに3人が並んだ。Bブロックも永田裕志(42)、中邑真輔(30)、後藤洋央紀(31)、小島聡(39)、潮崎豪(28)が勝ち点8で5人が首位タイ。15日の最終戦(両国国技館)で最後の公式戦を戦い、各ブロック1位が決勝戦に進む。
初優勝を目指す中邑が、小島の豪腕ラリアットを振り切り、ボマイェ(ひざげり)でとどめを刺した。5年前、小島と60分時間切れで引き分けたことがある。それだけに、「今回は負けるわけにはいかないんだよ」と執念を見せた。
左肩の脱臼ぐせと右ひざの負傷に悩み続ける中邑のコンディションは、その日の調子次第。限界に近いひざを使い、最後に勝ち点をもぎ取ったのは、闘志以外の何ものでもなかった。最終日の潮崎戦に、すべてを賭ける。 (門馬忠雄)
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