襲名披露公演を行った四代目桂米紫=京都府立文化芸術会館
桂都んぼ改め四代目桂米紫の襲名披露公演が14日、京都府立文化芸術会館で行われた。桂米朝の一番弟子にあたる先代から15年ぶりに襲名した米紫は、名前にちなみ紫の着物姿で登場。夫婦げんかを描いた「堪忍袋」を披露すると、「恥ずかしくない米紫になりたい」と意気込みを語った。口上には、米紫の師匠・桂塩鯛や米朝一門の惣領弟子・月亭可朝らが登場。可朝は「米紫は東西通してすばらしい名前。都んぼ時代からのファン。どんどん成長している」と四代目の活躍に期待を寄せた。