14日夜遅く、千葉県匝瑳市の海の家に乗用車が突っ込み、バーベキューをしていた男女7人が軽いけがをしました。運転していた21歳の男からは基準を超えるアルコールが検出され、警察は酒気帯び運転の疑いで逮捕して、事故の原因を調べています。
14日午後10時15分ごろ、千葉県匝瑳市栢田にある海の家「ことぶき」のバーベキュー用の小屋に乗用車が突っ込みました。小屋の中では、東京の会社の社員旅行のグループ、およそ10人がバーベキューをしていましたが、このうち男性5人と女性2人のあわせて7人が、衝撃で倒れるなどして軽いけがをしました。乗用車を運転していた、匝瑳市飯倉台に住む、自営業手伝いの林一真容疑者(21)の息から、基準を超えるアルコールが検出されたため、警察は、酒気帯び運転の疑いで逮捕しました。調べに対して林容疑者は、「缶ビール2本を飲んで家に帰る途中だった」と供述しているということです。警察は、林容疑者が右折する際にハンドル操作を誤って海の家に突っ込んだとみて、事故の原因について詳しく調べています。事故にあったグループの男性は、「バーベキューは社長の誕生会でした。社長を驚かせようといろいろ準備をしていましたが、まさか車が突っ込んでくるとは思いませんでした」と話していました。