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全国ＫＡＲＡ１万人、ひとりは握手に感激

: ＫＡＲＡと熱烈なファンで知られる劇団ひとり（撮影・狩俣裕三）

　韓国の５人組ガールズグループ、ＫＡＲＡ（カラ）が１４日、都内で、日本デビュー曲「ミスター」発売イベントを行った。北海道、沖縄からもファンが集まり、１０～２０代の若い女性たちを中心に、約１万人がキュートな５人に「かわいい～」と声援を送った。

　ＫＡＲＡは０７年に韓国でデビューし、０９年にブレークした。日本でもデビュー当日の１１日に行われた街頭イベントに観客が殺到し、危険回避から３分で終了する事態になった。同イベントの模様を報じた新聞を見たというスンヨン（２２）は「韓国のニュースにも出てビックリ」と振り返った。

　メンバーは日本語を猛勉強中で、この日も司会者からの質問にすべて日本語で応じた。最近覚えた日本語として、ジヨン（１６）が「こんがらがる」、リーダーのギュリ（２２）は「女ですもの」、ハラ（１９）が「人生いろいろ」などを挙げ、ファンの笑いも誘った。

　９月２９日にはベストアルバム、秋にはセカンドシングルもリリースする。ニコル（１８）は「これからも初心を忘れないで頑張りますから応援してください」と呼びかけた。会場には、ＫＡＲＡファンを公言する劇団ひとり（３３）も「仕事の合間に抜けてきました」とお手製のＴシャツ姿で登場。メンバーとの握手に満足の笑みを見せた。

　［2010年8月15日7時42分　紙面から］