成功する人は「運の捉え方」に共通点があった!?web R258月15日(日) 10時 5分配信 / エンターテインメント - エンタメ総合スポーツ、ビジネスなどの分野で結果を残した人から、ときどき聞かれるこの言葉。特に結果も残してなければ、運があるとも思えない立場からすると、「それって結局ものの考え方なのでは」とも思ってしまうが、これって実証できたりするのだろうか。 「運自体は科学的に実証できるものではありませんが、主観的な『運の捉え方』の違いによって、物事の決断や考え方に変化が生まれるのは事実です。『運も実力のうち』というのは『運に個人差がある』とする考え方の一例で、日本人の実に8割もの人が同様の考え方を持っています」 そう話すのは、社会心理学の側面から運の認知について研究している、神戸山手大学の村上幸史准教授。ではその「運の捉え方」の違いによって生まれる変化とは? 「たとえば『一人の人間の運は総量が決まっている』と運を一定量のものと考える人や、『運を無駄遣いしちゃった』などと運を減少するものと考える人は、『予期後悔』をしやすいことがわかっています。予期後悔とは、結果が生じる前に想像する後悔のことで、たとえば幸運なことが続くと『次は失敗するかも…』というように、事前に悪いことが起こると考えてしまうのです。この考え方でリスクを回避できる場合もあるため、一概にネガティブ思考とはいえませんが、取り越し苦労が多くなる面はあるかもしれませんね」 たしかに「人の運は総量が決まっている」とか「無駄遣いした」とか考えていても、あまりいいことは起こらなそうな気が…。では逆に「自分に運を呼び込む」ような運の捉え方、考え方もあるのだろうか。 「運を呼び込むという話とは少しズレるかもしれませんが、『自分は運が強い』と信じて成功した人は、同時に努力を重視する傾向があることもわかっています。彼らは最大限の努力をした結果として、自分に運が向いてきた…と考えるのでしょう」 自分に運があると信じて、努力を続けられるポジティブさを「実力」と考えれば、たしかに「運も実力のうち」といえるのかも!? (古澤誠一郎/Office Ti+) (R25編集部) ※コラムの内容は、フリーマガジンR25およびweb R25から一部抜粋したものです ※一部のコラムを除き、web R25では図・表・写真付きのコラムを掲載しております 【関連記事・情報】 ・ 調味料の超基本!塩を語れるオトコになる (2009.10.05) ・ “腰が抜ける”は本当なのかメカニズムを大解剖! (2009.09.10) ・ 実は肉食よりワイルドだった! 草食動物のセキララな“性態” (2010.03.04) ・ 原因は食べ方の違いにアリ?猫舌のメカニズムとは (2009.11.24) ・ 日本各地で続々ブランド化「ご当地米ブーム」拡大中! (2009.11.05)
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