南アW杯:スペインが初優勝 延長戦、オランダに1-0

2010年7月12日 6時8分 更新:7月12日 9時51分

【オランダ・スペイン】W杯初優勝を果たし、トロフィーを掲げるスペインのGKカシリャス(中央)と、喜ぶ選手たち=AP
【オランダ・スペイン】W杯初優勝を果たし、トロフィーを掲げるスペインのGKカシリャス(中央)と、喜ぶ選手たち=AP

 【ヨハネスブルク江連能弘】サッカーの第19回ワールドカップ(W杯)南アフリカ大会は最終日の11日(日本時間12日未明)、当地のサッカーシティー競技場で決勝が行われ、スペインがオランダを延長戦の末に1-0で降し、初優勝を果たした。08年の欧州選手権を制したスペインはW杯で8番目の優勝チームになった。また、スペインは1次リーグ初戦でスイスに敗れており、初戦黒星スタートのチームがW杯を制したのは史上初めて。欧州選手権とW杯を連続制覇したチームは、74年の西ドイツ(当時)以来となった。

 オランダは74年、78年大会に次ぐ3回目の決勝進出だったが、今回も優勝に手が届かなかった。

 ○スペイン1-0オランダ●(決勝)

 90分はお互いに決め手を欠き、延長後半11分、イニエスタの豪快なシュートで得点をもぎとったスペインが頂点に。スペインは前半からボールを支配したが、人数を割いたオランダの守りは堅かった。延長後半、退場で10人となったオランダのすきを突き、セスクからパスを受けたイニエスタが決めた。オランダはロッベンの再三の速攻が光ったが、GKの好セーブに阻まれた。

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