参院選:渡辺代表、フィーバー みんなの党

2010年7月12日 0時54分 更新:7月12日 2時30分

当確した候補者の名前に花を付け、笑顔を見せるみんなの党の渡辺喜美代表=東京都千代田区で2010年7月12日午前0時17分、森田剛史撮影
当確した候補者の名前に花を付け、笑顔を見せるみんなの党の渡辺喜美代表=東京都千代田区で2010年7月12日午前0時17分、森田剛史撮影
おしぼりを額に当てる渡辺喜美・みんなの党代表=東京都千代田区で2010年7月11日午後8時31分、森田剛史撮影
おしぼりを額に当てる渡辺喜美・みんなの党代表=東京都千代田区で2010年7月11日午後8時31分、森田剛史撮影

 改選議席ゼロから躍進したみんなの党。渡辺喜美代表は、東京都千代田区のホテルに設けられた開票センターで記者会見し、「ぶれないみんなの党が見直された結果だと思う」と胸を張った。

 江田憲司幹事長、川田龍平参院議員らとひな壇に座った渡辺代表は、ホテルの従業員に冷たいおしぼりを持ってきてもらい、額に押し当てた。党の勢いに興奮して体がほてるのか、その後も度々おしぼりを使った。報道陣が当選者数について水を向けると「できればPK戦で、もう1、2議席」とおどけた。

 開票が進んだ午後11時半過ぎ、激戦の東京選挙区で松田公太氏(41)が当選確実となると、「おー」と叫んで万歳。候補者名を書いたボードに笑顔で赤い花の飾りを付けた。その後も、千葉の水野賢一氏(43)、神奈川の中西健治氏(46)らの当確が出るたび手をたたいて喜んだ。

 会場にはインターネットメディアも含め、約200人の報道陣が詰め掛け、党への注目度の高さをうかがわせた。渡辺代表は断続的にインタビューを受け、民主党との連立の可能性について聞かれると「口ばっかりの人に『結婚して』と言われても断るのが筋でしょ」と否定した。【福永方人】

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