参院選:各地で投票用紙交付ミスなど相次ぐ

2010年7月11日 21時7分

 11日投開票された参院選で、投票用紙の交付ミスなどトラブルが各地で相次いだことが各選挙管理委員会の発表で明らかになった。

 広島県竹原市の1投票所で投票開始から1時間半にわたり、47人に選挙区と比例代表の投票用紙を逆に交付するミスがあった。うち3人には比例代表の用紙が二重交付された。

 大阪府羽曳野市でも、1投票所で有権者27人に誤って比例代表の投票用紙2枚を渡し、選挙区の投票用紙を交付できなかった。

 いずれも、投票用紙交付機に誤った投票用紙をセットしたため。

 間違った投票用紙での投票は無効となる。

 香川県琴平町の投票所では、選挙区の投票用紙を1人に2枚交付したとみられるミスもあった。

 期日前投票でのミスも新たに判明した。神戸市北区では、女性(77)が先月26日と今月10日に二重投票。奈良県天理市の期日前投票では10日、同市に転入して3カ月が経過していないため選挙人名簿に登録されていない女性が投票した。市職員の照合ミスが原因で、有効票となった。【樋口岳大、林由紀子、内田幸一】

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