2010年7月10日 20時22分 更新:7月10日 21時30分
総務省は10日、参院選の期日前投票の中間状況を発表した。9日現在の全国の期日前投票者数(選挙区)は、前回07年参院選の同時期と比べ約8%増の956万1823人だった。期日前投票は10日で締め切られ、最終集計では前回に続き1000万人を超える見通し。
都道府県別では、群馬、沖縄両県を除く45都道府県で前回を上回った。改選数1の島根▽佐賀▽熊本▽大分の4県では、2割以上上回っている。
期日前投票制度は03年12月に導入され、国政選挙では今回が5回目。07年参院選では1079万8737人(選挙区)と利用者が初めて1000万人を超え、全体の投票者数の17.76%を占めた。昨夏の衆院選では1398万4085人(小選挙区)と全体の19.42%に達し、期日前投票が占める割合は増加傾向にある。【笈田直樹】