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ポーラ美術館で開催の「ボナールの庭、マティスの室内」展、招待券プレゼント。

bonnard.jpgのサムネール画像

 ピエール・ボナール≪ミモザのある階段≫ 1946年頃 油彩/カンヴァス

80.8×68.8cm ポーラ美術館蔵

 

 

神奈川・箱根町にあるポーラ美術館では、2009年9月12日(土)~2010年3月7日(日)の間、

「ボナールの庭、マティスの室内―日常という魅惑」を開催します。

 

「庭」と「室内」。

どちらも人間の生活と切り離すことの出来ない空間として、西洋ではしばしば絵画に描かれてきました。

 

キリスト教世界で「エデンの園」を起源とする「庭」、

日々の営みがなされる通俗的な場としての「室内」。

 

19世紀フランスにおける市民生活の成熟は「庭」と「室内」双方の空間に新たな局面を切り拓きました。

ナポレオン三世のもと、セーヌ県知事オスマンによって進められたパリの大規模な改造事業は

市内各所に緑豊かな公園や庭園を生み出しました。

また、同時期には、都市の外へ自然とのふれあいを求める動きもみられるようになります。

都市に造られた庭と郊外の自然において見いだされた庭は、印象派をはじめ、

同時代の画家たちの作品に頻繁に登場するようになります。

モネが描いたジヴェルニーの庭、ボナールが見つめ続けた身辺の風景は

「画家の庭」=画家が独自に絵画を追求する親密な空間としてとらえることが出来ます。

 

また、19世紀末には「室内」もその日常性や閉鎖性が強調され、絵画の重要な主題となります。

室内装飾の模様を画面に巧みに取り入れたヴュイヤール、

生活をともにする伴侶を描き続けたボナール、

そして、室内空間を装飾的構成へと昇華させたマティス。

20世紀に入ると、室内はただ画面に描かれるのではなく、

画家に着想を与え、制作を根本から突き動かす空間となっていきます。

 

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アルベール・マルケ≪パリ、カルーゼル広場≫ 1910年 油彩/カンヴァス 65.1×81.1cm

ポーラ美術館蔵

 

今回の展覧会では「庭」と「室内」という日常空間が、

新たな時代の絵画制作とどのような関わりや結びつきをもっていたのか、

そしてどのような表現を切り拓いたのかを紹介し、

ボナールとマティスの画業を新たな視点から再考するものです。

 

この展覧会の招待券を読者5組10名様にプレゼントいたします。

 

<プレゼント応募先>

https://ssl73.heteml.jp/dcwi/mf-net/cgi-bin/present/index.cgi 

 

<応募締め切り>

2009年10月5日(月)23時59分までの登録有効

 

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ピエール・ボナール≪りんごつみ≫ 1899年頃 油彩/カンヴァス

168.0×129.8cm ポーラ美術館蔵

 

<展覧会概要>

展覧会名:「ボナールの庭、マティスの室内―日常という魅惑」

       “Garden and interior : Visions of intimate world by Bonnard and Matisse”

 

作品点数:ポーラ美術館所蔵46点、国内美術館所蔵作品11点 全57点

       ※ボナールの絵画作品16点、マティスの絵画作品8点を出展

       ※会期中、展示替えがあります。詳細は、ポーラ美術館にお問い合わせください。

 

主催:財団法人ポーラ美術振興財団 ポーラ美術館

 

会期:2009年9月12日(土)~2010年3月7日(日)

 

会場:ポーラ美術館 展示室1(〒250-0631 神奈川県足柄郡箱根町仙石原小塚山1285 tel.0460-84-2111  fax.0460-84-3108)

 

開館時間:9時~17時(入館は16時30分まで)

 

休館日:無休

 

入館料:

大人1,800円(団体15名以上1,500円)

シニア割引(65歳以上)1,600円(団体15名以上1,500円)

大学生・高校生1,300円(団体15名以上1,100円)

中学生・小学生700円(団体15名以上500円)

※料金はいずれの消費税込み

※中学生・小学生の入場については土曜日は無料です。

※中学生・小学生が授業の一環として観覧する場合、中学生・小学生および引率教員等の入場は無料です。

 

<オフィシャルホームページ>

http://www.polamuseum.or.jp

 

 

bonnard3.jpgのサムネール画像

ピエール・ボナール≪浴槽、ブルーのハーモニー≫ 1917年頃 油彩/カンヴァス 45.8×55.1cm

ポーラ美術館蔵

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