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坂本 先頭ビデオ弾!巨人4発で堅首

<巨・横>横浜に勝利しハイタッチして喜ぶ坂本ら巨人ナイン
<巨・横>横浜に勝利しハイタッチして喜ぶ坂本ら巨人ナイン
Photo By スポニチ

 【巨人5−2横浜】東京ドームで真夏の花火大会だ。巨人は横浜戦の初回、坂本勇人内野手(21)が自身5本目となる先頭打者アーチ。それも1度は三塁打とされながら、ビデオ判定で本塁打へと覆るおまけつきだった。さらにアレックス・ラミレス外野手(35)のハーラー独走の38号ソロ、小笠原道大内野手(36)の25号ソロと、た〜まや〜と計4発の花火大会。豪快な勝ちっぷりで首位の座をガッチリとキープした。 【試合結果

 猛暑を吹き飛ばす打ち上げ花火が東京ドームで次々に舞った。4発で全5得点を叩き出して快勝。「どういった形でも点が入っていけばいい。(打線に)リズムが出てきた」と原監督も喜んだ。導火線に火を付けたのは、その指揮官が英才教育を施す坂本だった。

 初回に阿斗里の直球を振り抜き、バックスクリーン右へ今季3度目の先頭打者アーチとなる21号ソロ。当初はフェンス上部のラバーに当たったと判断され、三塁打の判定に原監督が抗議した。「正直迷った。確信はなかった。もしかしたらと思って見てもらいたいと伝えた」。執念は実った。ラバー上部で跳ねた打球はフェンスを越えてテレビカメラに当たっており、オーバーフェンスと認定されて本塁打に変更。前夜は高橋の左翼フェンス上部のラバーを直撃した打球が、1度は本塁打とされながら二塁打になった。2試合続けてビデオによって判定が覆る珍事。坂本は「自分でも入っていないと思った。打った感触は本塁打になると思わなかったが打球がよく伸びてくれた」とホッとした表情だった。

 前日、8番から本来の打順である1番に復帰した。自身初の20号ソロを放ったが、他の打席でボール球を振って凡打。この日はグラウンドの打撃練習に現れず、ベンチ裏で指揮官のマンツーマン指導を受けた。「自分でも分からないことがある。教えてもらうことはプラスになる」。結果は如実に表れた。3回以降の3打席は凡退も、外角に流れるボール球6球のうち4球でバットが止まった。「結果は出なかったけど内容はいい。きのうとは違う」と指揮官も少なからぬ進歩を認めた。

 そんな坂本の一発に続き、次々と花火が打ち上がった。4回にラミレスが38号、5回には小笠原が25号ソロだ。6回にはエドガーの9号2ランと怒とうの一発攻勢。「オガラミ」アベック弾は08年から30戦27勝、勝率・900を誇る。今季35発の阿部が前夜にファウルチップを右ふくらはぎに受けた影響で欠場したが、お家芸は健在だった。

 チーム4発以上は今季6度目。大好きな“家”で今季97発と昨季の96本を早くも抜き去り、04年の118発超えも視界に入ってきた。「あすも連勝で弾みをつけたい」と原監督。横浜に3連勝して中日、阪神との6連戦へ。確かな手応えを胸に、首位を明け渡すつもりはない。

 ≪巨人打者では初めての認定弾≫巨人の坂本が、7月17日の横浜戦以来通算5本目の初回先頭打者本塁打。この日の一打はビデオ判定によるもの。ビデオ判定で、本塁打に覆るのは5月13日の福浦(ロ)以来4ケース目だが、巨人打者では初めての認定弾になった。チームは坂本の一発を皮切りに4本塁打の猛攻。1試合本塁打は6月29日広島戦の8本塁打を筆頭に今季7度目になるが、前記広島戦以外はすべて東京D。今季同球場での本塁打数は97本となり、早くも昨年の96本を上回った。なお、巨人の東京Dシーズン最多本塁打は04年の118本となっているが、今季はどこまで。

 ▼巨人・ラミレス(4回に38号左越えソロで6打席連続安打)息子と孫が試合を見るのは今シーズン最後。息子がアレンジしたサルサの曲を(出ばやしで)使って、最初の試合で本塁打を打てて良かった。

 ▼巨人・小笠原(5回に2試合連続の25号右越えソロ)コンパクトに叩くことができた。福ちゃん(福田)が粘り強く頑張っていたので援護できて良かった。

 ▼巨人・エドガー(6回に11試合ぶりの9号左中間ソロ)打った瞬間は上がりすぎたので入らないかと思った。打ったのはスライダー。直球を待っていたけどいいスイングができた。

 ▼巨人・山口 福ちゃん(福田)も頑張って0点に抑えたので、自分もその流れで0点に抑えたいと。(福田は)本当に気迫のこもった投球でした。(2者連続奪三振)いい形で抑えることができた。負けられない試合が続くので、全部勝つつもりで投げていきたい。

Yahoo!ブックマークに登録 [ 2010年08月15日 ]

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