65回目の終戦記念日を迎える15日、政府主催の全国戦没者追悼式が東京都千代田区の日本武道館で開かれる。天皇、皇后両陛下をはじめ、菅直人首相や各党の代表、遺族ら約7200人が参列し、日中戦争と第二次大戦で犠牲になった約310万人の冥福を祈る。
式典は正午前から始まり、菅首相が民主党の首相として初の式辞を述べる。天皇陛下の「おことば」に続き、衆参両院の議長や遺族代表らが追悼の辞を述べる。厚生労働省によると、15日は全国35都道県で関連行事があり、約7万人が参加を予定している。【佐々木洋】
毎日新聞 2010年8月15日 東京朝刊