芸能メニュー

ここから本文

芸能芸能のRSS

史上初、“7人のX”JAPAN (2/2ページ)

2010.8.15 05:06
操作メニューをスキップして本文へ
史上初、“7人のX”JAPAN
盟友、TAIJI(左)と肩を組んで健闘を称え合ったX JAPANのYOSHIKI。持病の頸椎椎間板ヘルニアを抱えながらも、コルセットを巻いて激しいドラムプレーを乗り切った=横浜市港北区 (撮影・中井誠)【フォト】

 6万5000人の「We Are X!!」がスタジアムに響き渡る。アンコールの「X」。ファンのボルテージは最高潮に達し、リーダー、YOSHIKIの目から涙がこぼれて落ちた。

 ボーカル、ToshIが「きょうはスペシャルゲストが来てるぜ!! オン・ベース、TAIJI!! 7人のXで行くぜ!!」とシャウト。すると、TAIJIが両手を突き上げながら笑顔で登場。実に18年7カ月ぶりの共演ステージで、現ベーシスト、HEATHとのWベースが実現だ。

 天国のHIDEさんも映像で参加し、史上初の7人Xを披露。演奏後はTAIJIがメンバーひとり1人と抱擁し、全員で万歳した。その瞬間、夜空にドデカイ花火が打ち上がり、再出発を祝うとスタジアムが揺れた。

 YOSHIKIは「これだけドラマがあって、ファンのみんながいてくれるバンドって…。多分、世界に1つしかない…。どうもありがとう」と号泣。終演後は突如、アリーナに降り立ち、もみくちゃになりながらもファンと次々とハイタッチ。さらに、赤い三角コーンを頭に被って走り回り、喜びを体現した。

 「再会の夜」と題された公演は、総制作費10億円をかけた。新曲「Born To Be Free」を初披露したほか、「Jade」「Forever Love」「紅」など10曲を熱演。ファンは終始熱狂し、持病の頸椎椎間板ヘルニアのため痛み止めを打ち、コルセット姿で登場したYOSHIKIも「気合入れていくぜ」と叫び、全身全霊のドラムプレーでそれに応えた。

 2008年大みそかに東京・赤坂BLITZで幕開けた世界ツアー。昨年1月に香港、同5月に台北公演が実現したものの、YOSHIKIの持病悪化などで延期に。日本での公演は昨年5月以来、1年3カ月ぶりだ。

 念願の世界ツアーを再スタートさせ、「いろんなことがたくさんがあったけれど、みんなのおかげで自分たちの夢をかなえられるよう、前に進んでこられています」とYOSHIKI。後は世界制覇へ突き進むだけだ。



この記事のフォト

盟友、TAIJI(左)と肩を組んで健闘を称え合ったXJAPANのYOSHIKI。持病の頸椎椎間板ヘルニアを抱えながらも、コルセットを巻いて激しいドラムプレーを乗り切った=横浜市港北区(撮影・中井誠)
TAIJI(左から3人目)の参戦で、HIDEさんを含む“7人のX”を初披露したXJAPANの左からPATA、YOSHIKI、HEATH、ToshI、SUGIZO
ドラムを叩くYOSHIKI
祈りを捧げるYOSHIKI
XJAPAN「WORLDTOURLiveinYOKOHAMA」(左から)HEATH、ToshI、YOSHIKI
(左から)ToshI、YOSHIKI
(左から)HEATH、TAIJI、ToshI、SUGIZO)
(左から)HEATH、TAIJI、ToshI、YOSHIKI
(左から)TAIJI、HEATH、YOSHIKI
(左から)SUGIZO、TAIJI、ToshI。上はYOSHIKI
ToshI(左)とTAIJI(右)。奥はYOSHIKI

企画特集

注目サイト