自らデザインしたニットを着こなすりょう
女優のりょう(37)が、15日に発売する初の手編みニットのテキスト本「RYO’S 3rd DRAWER りょうが作る、スイートニット」(文化出版局)で、デザイナーとモデル、さらにはニットの編み方の先生と一人3役をこなしている。女優でのクールな印象からは意外な表情を披露し、「あなたの好きなように飾ってみて」と優しい先生を演じている。
◇ ◇
りょうといえば、透明感とクールなまなざしで人気だ。現在出演中のフジテレビ・関西系ドラマ「ジョーカー 許されざる捜査官」(木曜後9・00)でも、ルポライターの冴子役を持ち味たっぷりに演じている。
しかし、女優としての印象からは意外にも、趣味は手芸。小さいころに母親へのプレゼントにビーズのブローチをつくったのをきっかけに、人形の服などを作るようになった。05年に男児が誕生後、幼稚園バッグなども自作するという。
そんな趣味を生かし、これまで2冊のモード系の手芸本を発売。3冊目となる今作では、より家庭的な手編みのニットがテーマだ。
毛糸の手編み糸を自ら企画するところから始め、セーターやストールなど21点をデザイン。自身がモデルとなって、着こなし方まで伝授。デザイナー、モデル、編み方の先生と3役を担当した“りょう先生”は「本とまったく同じようにつくる必要はありません。あなたの好きなように飾ってみてください」と優しく指導している。
同著の出版を記念して、今月21日に東京・西武池袋本店書籍館リブロ池袋本店でサイン会、19日から24日まで、同店ホビーラホビーレで特別作品展を開催する。9月19日にも大阪市のホビーラホビーレハービスエント店でサイン会を実施する。