放駒新理事長の就任に対し「ガバナンスの整備に関する独立委員会」の奥島孝康座長(日本高野連会長)は13日、甲子園で取材に応じ「僕は最初から外部という意見。内部にそれだけ危機感があるということ。どの外部メンバーを見ても乗っ取る人なんていないのに。うまくいくとは思えない」と、“内部昇格人事”に不快感をにじませた。
「決まった以上は仕方ない。放駒さんはまじめな人だし、全力でバックアップする」とした上で、同じく不快感を示した文科省に対しても「今ごろになっていろいろ言い出したけど、これまで監督官庁として何もやってこなかった。賭博をやっていた人を親方にしてるんだから。示しがつかない」と、不満を口にした。
(2010年8月13日)