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日本相撲協会の放駒新理事長(元大関・魁傑)が、日本協会に改革案を提案する「ガバナンス(統治)の整備に関する独立委員会」が16日に両国国技館で行う会合に出席することが13日、分かった。内部昇格での就任で、外部の有識者から厳しい質問にさらされることも予想される。この日、新理事長は協会に初出勤したが、16日にいきなり最初の大一番を迎える。
放駒新理事長が、いきなり外部委員と対決する。独立委員会はこの日までに16日の会合に放駒理事長の参加を要請した。奥島孝康座長ら複数の委員は外部の理事長を希望していたが結果は、意に反した内部昇格。こうした状況から改革へ向けた厳しい質問が突きつけられることが予想され、就任直後に外部委員と真っ向勝負を挑むことになった。
独立委員会はこれまでの会合で、若手親方と力士代表をそれぞれ会合に呼んで暴力団との交際の有無など協会内部の実態を調査してきた。今回は放駒理事長に加え陸奥(元大関・霧島)、貴乃花の両理事も参加。さらに協会在勤の執行部から八角親方(元横綱・北勝海)と尾車親方(元大関・琴風)も参加する。奥島座長は欠席する会合では、新理事長だけでなく幹部として、今後の協会改革への決意などを聞くことになる。
12日に武蔵川前理事長(元横綱・三重ノ海)の辞任を受け就任した放駒理事長はこの日、協会に初出勤した。急転直下の就任から一夜明けたが「緊張しています」と理事長室で表情を引き締めた。賭博問題など難題は山積だが「まずは暴力団の問題。相撲界から排除するためにスピーディーにやらんといかん」と決意。独立委員会が決めた対策委員会の設置など4か条の暴力団排除の提案を、来週中にも理事会で承認し実行する方針だ。
風当たりの強い内部昇格。監督官庁の文科省は「改革をこれまでのスピードで進めてくれるなら理事長が内部か外部かは問わない」と柔軟な姿勢を見せた。一方、内部では貴乃花理事が推薦した北の湖理事との無記名投票での就任で、しこりを残した不安もあるが「それは心配していない」と決然。新体制のキャッチフレーズは「考えていない」と新理事長。まっさらな心で不祥事からの再発防止に挑む。
(2010年8月14日06時01分 スポーツ報知)
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