遼６オーバー、日本勢全員予選落ち…米男子ゴルフ

第２ラウンド、通算６オーバーでホールアウトした石川遼（共同）

　◆米男子プロゴルフツアー・メジャー最終戦　全米プロ選手権第３日（１４日、米ウィスコンシン州ウィスリングストレーツ・コース、７５０７ヤード＝パー７２）　第２ラウンドの残りを行い、１２番からプレーを再開した石川遼（１８）＝パナソニック＝は１８番でダブルボギーをたたくなどスコアを伸ばせず、通算６オーバーの１５０で予選ちした。

　通算１オーバーまでの７２選手が、引き続き行われる第３ラウンドへ進出。前日に通算２オーバーで終えていた池田勇太（２４）＝日清食品＝も７３位で届かず、日本勢は５人全員が予選落ちした。

　藤田寛之（４１）＝葛城ＧＣ＝は通算５オーバー、平塚哲二（３８）＝甲賀ＣＣ＝は同７オーバー、小田孔明（３２）＝フリー＝は同８オーバーだった。

　マット・クーチャー（米国）が通算８アンダーで首位に立ち、タイガー・ウッズ（米国）は同３アンダーの２１位。昨年優勝のＹ・Ｅ・ヤン（韓国）は同４オーバーで姿を消した。

　終了後に第３ラウンドを実施する。

　石川遼「ことし最後のメジャー大会ということで緊張感もあった。それに打ち勝てなかった。実力のなさが目立った大会。上達しているつもりだが、それを出せていないもどかしさがある」

　平塚哲二「バーディー、バーディーで出たのに次のロングでボギーにしてしまった。そのあとも結構チャンスについたのに、１発も入らなかった」