(tp0026) マクロを消してもマクロの警告
[マクロを含んでいます、マクロを有効にしますか]
マクロがないのにこのような警告が表示される場合
下の手順で削除してみましょう
VBEの世界に入ります
- Excel2007の場合
-
[Office]ボタン→[Excelのオプション(I)]を選択します
-
[基本設定] → [Excelの利用に関する基本オプション] で
[開発 タブをリボンに表示する] にチェックして、
[開発]タブ を表示させます
- [開発]タブ → [コード]グループ → [Visual Basic Editor] でVBE の世界に入ります
- Excel2003の場合
- [ツール(T)]メニュー → [マクロ(M)] → [Visual Basic Editor(V)] でVBE の世界に入ります
- VBEの世界に入ると、左側にプロジェクトエクスプローラー(下↓の図)があります
- もしプロジェクトエクスプローラーが表示されない場合、[表示]メニュー → [プロジェクト エクスプローラ(P)] を選択します
マクロは3種類あります
- a [標準モジュール]
- b 各[シート]
- c [ThisWorkbook]
[標準モジュール] マクロ a の削除
- 標準モジュールのマクロは左側のプロジェクトエクスプローラのところで、
Module1を選択してから
- マウスの[右ボタン]で[Module1の開放(R)]を選択し
- [エクスポートしますか]の問いに[いいえ]で答えれば削除可能です
- もしModule1以外にModule2等があれば、それも同様に削除します
各[Sheet] マクロ b の削除
- 各Sheetのマクロは左側のプロジェクトエクスプローラのところで
各Sheetのアイコンをダブルクリックして、もし
-
Private Sub Worksheet_SelectionChange(ByVal Target As Range)
End Sub
- などのコードが残っていたらこのコードを選択して、[Delete]キーを押します
- 右側のページが白紙になれば削除されたことになります
[ThisWorkbook] マクロの c 削除
- ThisWorkbookのマクロは左側のプロジェクトエクスプローラのところで、
ThisWorkbookのアイコンをダブルクリックして、もし
-
Private Sub Workbook_SheetChange(ByVal Sh As Object, ByVal Target As Range)
End Sub
-
などのコードが残っていたらこのコードを選択して、[Delete]キーを押します
-
右側のページが白紙になれば削除されたことになります
注意
- [ツール(T)]メニュー → [マクロ(M)] → [セキュリティ(S)] で [低(L)] に設定すると
たしかに警告は表示されなくなりますが、危険ですから変えるとしても [中] までにして
絶対に [低] にしないように
- 企業等で安全のため設定を [高(H)] にしてある場合があります。
設定を自分で変更した場合必ず元に戻すようにしましょう
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2005/02/28:登録 2010/06/24:更新 訪問者数:
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