日本人の対中観、好転せず=実感できない関係改善―世論調査
(時事通信) 8月14日(土) 17:03:20
日中両国で今年6〜7月に行った世論調査の結果、中国にマイナス印象を抱く日本人は72%に達し、昨年の73.2%と比べてほぼ横ばいで対中イメージ改善が進んでいないことが14日分かった。一方、日本にマイナス印象を持つ中国人は昨年の65.2%から55.9%に減少、対日観が改善した。
調査は日本の民間団体「言論NPO」と中国紙チャイナ・デーリーが日本人1000人、中国人1617人を対象に実施した。
日中間では最近、首脳交流が進み、懸案だったギョーザ中毒事件でも中国人容疑者が逮捕・起訴された。しかし、調査によると、相手国に「良くない印象を持っている理由」として「食品問題などで中国政府の対応に疑問がある」と答えた日本人は71.1%に達し、「過去に戦争をした」とする中国人も69.9%に上った。
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