JR西日本広島支社は12日、7月の豪雨で土砂崩れが起きたJR呉線の浦尻トンネル(竹原市)付近の被害と復旧状況を報道陣に説明した。現在も竹原―安浦間は不通で「復旧には数カ月かかる見込み」としている。
呉線では計14カ所で土砂が線路に流れ込むなどした。特に吉名(竹原市)―安芸津(東広島市)間の浦尻トンネル東側では7月15日、高さ約20メートル、幅約50メートルにわたって斜面の崩落を確認。今も土砂が線路を覆い、除去作業を続けている。
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【写真説明】7月の豪雨で土砂崩れが起きた、JR呉線吉名―安芸津間の浦尻トンネル付近=12日午後1時25分、竹原市吉名町(撮影・室井靖司)
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